土祭2018 展示作品
我を解き放ち、精霊と交れ(写真)
益子地区陶芸メッセ・益子 旧濱田邸
9/15[土]〜 30[日] 10:00 〜 17:00
※各アート展示の観覧にはガイドブック(パスポート)が必要です。※この画像はイメージです。土祭2018展示作品とは異なります。
益子には様々な精霊が存在する。初めて訪れてそう感じた。
「場」の力がとても強いところだと。
広大な関東平野の端に位置するこの地は、山の始まりであり終わりである。
関東(平野)と東北(山)がぶつかるところ。
邂逅、別離、一期一会。
そこは古いものが踏襲されつつも、新しいものが生まれるところでもある。
私もまた異邦人のひとりとして、益子の精霊たちと大いに交わり、インスピレーションを得て自分なりの世界観を提示できたらなと思う。
会場へのアクセス
井賀 孝いが たかし
1970 年 和歌山市生まれ。写真家。
被写体は厳冬期富士山、ブラジル、格闘技、山伏など。
一見別のもののように見えてその実本質は同じ。
己の身体でもってフィールドに立ち撮影することを信条とする。
現在、東京の山国高尾に暮らす。
主な著作に『VALE TUDO』(竹書房)、『山をはしる− 1200 日間山伏の旅』(亜紀書房)、『不二之山』(亜紀書房)など。