大地で遊ぶ|SIDE CORE(2)制作レポ「火から灯へ。野焼きでつくられる様々な作品たち」

こんにちは、土祭 2021 レポーターの仁平です。

今回は「SIDE CORE」さんの【感性の土壌「大地で遊ぶ」】の展示に向けた作品づくりのレポートです!

形作られた作品たちが、益子の地で野焼きにて仕上げられるとのことでお邪魔してきました。

小宅古墳群の一角。古墳のすぐそばにて野焼き

そもそもなぜ野焼きで作品づくりを?とSIDE COREのメンバーの1人である高須さんにお聞きすると、この景色を見て野焼きでやろうと決めたそうです。

この場所は私有地。益子町七井地区にある小宅古墳群のすぐそばで、小さい古墳が隣接しています。

高須さん:
「古墳と林があるこの場所にはきっと、昔の生活の営みがあったと思うんです。そういうことに思いを馳せながら、原始的な火を焚いて作品をつくることで、土に昔の暮らしの影響を与えるような作品づくりがしたいと思いました。」

 

野焼き越しに古墳や今の生活が垣間見えるこの景色も素敵だと言います。

この場所を使うことができたからこそ、野焼きで作品づくりをやろうと最終決定したんだとか。。

夜だけオープンする陶器屋。並ぶ作品たちの意図は…

今回野焼きされる作品数は約60点。それぞれに作品の意図があるそうで、詳細を高須さんにお聞きすると「夜にしか見られないものたちです」と即答。

最初聞いた時、「??」となったので具体的に、例えばその球体(下の写真)はなんですか?と尋ねると・・・

高須さん:
「あー、これね。タ〇タ〇です。」

 

だから同じのが2つあるんですねと納得。
そして前述のテーマを悟りましたが、ここで文字にしていいのか悩むので、気になる方はぜひ展示会場へ(笑)

火を使ってつくられた作品を、灯の下で

そうして出来上がった作品たちは10/15〜11/14(金・土・日・祝のみ)に期間に元平野スタンドに並びます。

夜だけオープンする陶器屋というコンセプトには、昔ながらの「火」を使って野焼きされた作品を現代の「灯」の下で展示するという意図もあるそうです。

火を使い、出来上がった作品を灯の下で。
大地で野焼きされた作品たちがどのように仕上がり、灯の下でどんな輝きを見せてくれるのか、とても楽しみですね!

(土祭2021 レポーター :仁平 肇)

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