七つの神社を巡る|KINTAさん(4)展示レポ

KINTAさんが手掛ける「益子農機具神獣と星の精霊群」が、10月15日から塙地区の星宮(ほしのみや)神社での展示がスタートしました!

舞台は塙地区の星宮神社。駐車場も完備。

道路を挟んだ向かい側に、駐車場が整備されていて車での来場も安心できます!
『土祭』の旗が目印です。


苔むす参道が素敵な星宮神社です。

 

荘厳な雰囲気の星宮神社

門をくぐると、一気に空気が変わった感覚。厳かな音楽に包まれます。

「…なんの音色だろう?」

初めて聴いたはずなのに、どこか懐かしい気がするような不思議な音楽。
こちらを手掛けたのは、サウンドアーティストの川崎義博さん。
今回のプロジェクト、“七つの神社を巡る”では、益子町内に点在する七つの神社に、それぞれのテーマに沿った音楽をほどこしてくださっています。
星宮神社では、“言霊を響かせる”をテーマに、人の声を使った音楽を制作しているそうです。
これが懐かしい感覚の理由なのでしょうか?


これは、お社の中で作業している様子です。
展示期間中はお社の中に入って、水の音色や光のアートを楽しむこともできるそう。
特別な空間で、神様に捧げる音楽を感じてみませんか?

 

木々に散りばめられた星々、そして神獣。

星だ…!
全長約1200メートルの釣り糸に、星をイメージしてランダムに切り取られた白い和紙が結び付けられている。そしてそれが神獣を優しく取り囲みます。

大地を耕してきた農機具で作られた“神獣”。
木々の中で圧倒的な存在感を放っています。

どんな農機具の、何の部分か?…想像しながら見るのが楽しいですね。

「危険ではない範囲であれば触っても大丈夫。」と、KINTAさん。
引退した農機具ですが、いまだに頑丈な骨格を保っているのはさすがです。
また、中にライトが装備されているので、訪れる時間帯によって見え方が変わるのも見どころです!

 

神獣に、願い事を…

神獣の足元には無数の“星”たち。


この星たち、実は自由に取ってOKとのこと。


近くの木には、油性ペンが…!


そうです。好きな形の“星”を選び、お願いことを書くことができます!


そして、自由に神獣の身体に飾り付け。
農機具のから成る神獣には、多種多様な面白い隙間がたくさん!

 

金色の星が1つだけ

境内に無数に散りばめられた白い星の中に、1つだけ金色の星を付けたと、KINTAさん。
どこまでも遊び心が満載です!
下はふかふかの柔らかい土ですので、足元に気を付けながら探してみてくださいね。

日程は、10/15[金]から11/14[日](金・土・日・祝)の10時~17時です。
また、町外の方はパスポート(土祭2021コレクションファイル500円(税込))の提示が必要です。(※中学生以下は不要)

星宮神社には2種類のスタンプラリーが設置してあります。
秋のお散歩に、神社×アート巡りはいかがでしょうか?

 

(土祭2021レポーター 金敷奈穂)

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