レポーター養成プロジェクト|レポーター紹介:藁谷はるさん

土祭2021の期間中、地域のことや、ここで発表・共有されるさまざまな文化や地域づくりの活動、秋のメイン期間に町内のさまざまな場所で展開されるアート作品やアートプロジェクトのことを、みなさまにお伝えしていく、土祭2021の住民レポーターの皆さん。
.
初取材と記事アップのタイミングで、レポーターをお一人ずつ紹介していきます。今回は、ウィンドウアートプロジェクトの制作現場の取材記事を書いてくれた藁谷(わらがい)はるさんを、レポーター仲間の鈴木利典さんが紹介します! 3月から4月にかけて開催したワークショップ形式の「養成講座」。その課題のひとつ「他己紹介ワークショップ 」で取り組み、作成した紹介記事です。
(広報ディレクター|LLP風景社 簑田理香)
——————–

△益子焼しのはらさんにて。加藤靖子さんの制作を取材をしながら、色塗りのお手伝いをする藁谷さん

 

藁谷さんは神奈川県出身。ご家族で益子町に移住したのは2019年夏のこと。

それまでは東京で暮らし、そこから伴侶の実家がある福島県へと行き来するうち、いつしか「通過点」だった栃木県に住みたいと思うようになりました。

県内のあちこちを見て回る中で一番こころ魅かれたのは、益子に広がる里山と田園の風景。ここに広がる「日常」の景色が、この町への移住の決め手となったのです。

実際にこの町に住むようになって感じたのは、出会った方々の気さくさと、一方で他人に干渉しすぎずお互いを大事にする空気でした。それは、ただ単に居心地の良さを感じさせるだけではなく、人と出逢う楽しさを教えてくれました。

実は藁谷さんご自身はまだ、土祭未経験者です。

今回、土祭レポーターに応募したきっかけをつくったのは、第一回の土祭で設置されたモノクロの写真ボード。移住前いくどか陶器市を訪れた際、町の各所で目にした写真ボードが、藁谷さんの印象に残っていました。その記憶から生まれた、益子の人やものづくり文化とつながりたいという想いが、レポーターとして関わりたいという気持ちへとつながっていったのです。

2年前までは町外から訪れる側だった藁谷さんが、益子の人となってはじめての土祭です。
「地域の方の生の声や熱意、それぞれの方の益子への思い…をお届けしたい!」

この土地の風土に魅かれ、人々の中に流れる空気を感じている彼女が伝える土祭は、町外の人々だけでなく、地元の人にとっても「未知の日常」を再発見させてくれることでしょう。

(土祭2021レポーター 鈴木利典)

 

ページの上部へ戻る