J12 新たな命を吹き込まれたカケラたち

東日本大震災で破損した数トンにも及ぶ陶器を
何とかできないだろうか、というところから
若手陶芸家たちによって立ち上げられた「リビルド益子」
その活動の1つが、「旅するカケラ」プロジェクト。

14 「旅するカケラ」仲田智+リビルド益子

そしてリビルド益子のもうひとつのプロジェクトが「繋がるカケラ」
J12繋がるカケラ展 「related pieces」
それらの作品の展示販売がショップギャラリーG+OOにて行われます。
(オープンは11:00~17:00、土日祝日は11:00~18:00)

震災で割れた陶器のカケラを作家に託し、
新たな命を吹き込み、また形を変えて蘇らそうというもの。
様々な分野の作家たちと益子の陶芸家との交流の中で、
それぞれがカケラたちに想いを乗せてそれは手掛けられていきました。

彫金、ガラス、造形、陶磁器、グリーンインテリア…
14名の様々な作家の手によって
生まれ変わったカケラ。

作家同士の繋がりから生まれた作品を、
また誰かが手にすることで繋がり、カケラが持つ記憶を共有する。
それは痛みを分け合うのではなく、
マイナスから這い上がると、今までとは違う景色が見えるということ。
震災の記憶を忘れることなく、
これがきっかけだった、新たな繋がりができたきっかけだったと
手を取って歩んでいくことができればいい
そう願います。

(E)

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