02 彫刻「森の居留地」 古川潤

02 作品展示|ヒジノワ黒スペース|益子本通り 土と風のエリア

彫刻「森の居留地」 古川潤

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益子に生まれ育った作家が、沢や林を歩き、町をめぐり、倒木や土、枝、石などを素材として、
空間構成のイメージを広げています。
「土から生まれ、土へ還っていく。私たちヒトの歴史は、悠久の自然の営みの一部に間借りして
その恵みで成り立っています。そのことを思いながら、土間のギャラリーを
森や庭に見立てたいと考えています」と、古川さんのメッセージが届いています。
■会期中は毎日オープン 10:00~17:00

古川潤/ふるかわじゅん

古川潤/ふるかわじゅん

彫刻家。益子町在住。1967年栃木県生まれ。1991年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。 石彫を中心とした制作の傍ら、国内外の彫刻シンポジウムに参加。1995年には、IPCL国際彫刻シンポジウム(マハラシュトラ州)への参加でインドへ。ベナレスヒンドウ大学で公開制作を行う。1996年に生まれ育った益子に戻り、石と木を中心に、多彩な素材を用いた彫刻作品を発表している。1988年より個展・グループ展に多数参加。2008年個展starnet recode (益子)、雨引の里と彫刻(茨城)など。

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「Weighing the earth (and myself)」2001年
素材:黒御影石。第4回雨引の里と彫刻(茨城県桜川市)にて発表後、大羽小学校・益子小学校の統合記念作品として益子町・益子小学校に寄贈。撮影/齋藤さだむ

会場:ヒジノワ黒スペース

  • トイレ
  • パスポート販売
  • 授乳スペース
  • ヒジノワ黒スペース
  • ヒジノワ黒スペース

築100年は超えるという民家で、信用組合や造園会社の事務所として使われた後、
長い間、空き家となっていました。
2009年の土祭で現代アートの作家4名の展示会場として使うことになり、
町職員やボランティアスタッフによるプロジェクトチームでリノベーション。
2009年の土祭後、改修チーム有志が中心となり、地域コミュニティ「ヒジノワ」を立ち上げ、
日替わり店主のカフェとギャラリーとして活用しています。
カフェスペースと、白い壁、黒い壁の2つのフリースペースがあり、
今回、古川さんが展示を行う通称「黒スペース」は、
ふだんは、ヒジノワ企画展や貸しスペースとして展示が行われています。

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