土祭2015アルバム|夕焼けバー

[この土地で生きることの祭り「結ぶ」城内エリア]
「夕焼けバー 」土祭広場(城内)

里山に夕暮れが訪れる頃、屋台に明かりが灯り、夕焼けバーが開店しました。
土舞台で演奏される音楽を聞きながら、益子の作物を使ったメニューを益子焼の器で提供し、26日の月待ち演奏会「子どもの日」には、益子の食材から作る土祭駄菓子もご用意しました。地域ぐるみでの出店を始め、陶芸家や手仕事に携わる方、益子の飲食店、そして益子と深い繋がりのある町外の方など、多彩なメンバーの28店舗が出店しました。メニューは多岐に渡り、地域の郷土料理、益子の食材を活かした創作料理、濱田庄司が好んで食べていた濱田家に伝わる料理、陶芸家の家庭で食べられている料理などを提供し、各々にこの土地のものを活かしたメニューでした。提供した食事のレシピは夕焼けバーの期間中に公開もしました。今回ブログにて、益子の食材を活かした幾つかのレシピを各店舗の紹介欄より閲覧できます。是非みなさんの身近な食材と器を使ってお楽しみ下さい。

_ANO0365
_ANO0292
_D754268
_ANO0361
_DSC2983
_DSC3007
_D753956
_ANO0303
_ANO0307
_DSC3713
_DSC1474
_DSC3080
_DSC7304_DSC7163_DSC7311
_DSC7180

それでは夕焼けバーに出店して頂いた方々をあらためて紹介いたします。

《地域ぐるみでの出店》

里のめぐみ
塙地区と星ノ宮地区の農業体験等を行っている地域の方々による地元野菜を使った料理を提供しました。

大羽んぶる舞い
下大羽地区の自治会からの出店、採れたて地元野菜を使った郷土料理を提供していただきました。
大羽んぶる舞いのレシピ:下大羽の郷土料理

内若亭
夕焼けバーの会場である土舞台の地元、内町の祭りの若集による出店。
提供したメニューは、知る人ぞ知るもちぶたと益子の野菜のしゃぶしゃぶ。

商工会青年部
土祭2009年の夕焼けバー初年度より参加して頂いている益子町の商工会青年部の方々による出店、オリジナルメニューの益子揚を提供しました。

もりえ
前回の土祭にも参加して頂いていている。七井地区在住の萩原さんを中心とした料理上手の方々、ご自身で作った野菜を使った料理を提供していただきました

 

《陶芸家、彫刻家、などもの作りの方々と、益子のコミュニティーカフェ「ヒジノワ」からの出店》

café 濱田の台所
濱田家に伝わるぱーすちぃとペリメニを濱田家に嫁いだ雅子さんを中心に提供しました。雅子さんの祖父である濱田 庄司が、イギリス等で知った料理を当時の益子で再現し好んで食べたメニューで、祖母や義母から伝わった味を夕焼けバーでご紹介しました地元産の新鮮な材料を使い、手仕事等を生業とする料理好きの仲間達で提供しました。
café 濱田の台所のレシピ:ぱあすちー

はぁもにぃ
普段は、まちなかのヒジノワで自宅や友人の畑からやってきた野菜を使い、旬采プレートをお出ししています。その日採れた野菜からメニューを決めまるので季節感満載です。土祭では益子の食、「ビルマ汁」を提供しました。
はぁもにぃのれしぴ:ビルマ汁

手毬
栃木県真岡市で雅趣空間‘手鞠’という古布(こふ)のリメイクサロンを開きながら、週に一度は益子町のコミュニティカフェヒジノワで季節野菜を使った家庭料理を提供しております。食材は無添加・無農薬にこだわった新鮮な旬野菜を使っており、料理は和食を中心とした懐かしい家庭の味をみなさんにお届けしております。夕焼けバーでは「そばすいとん」「おでん」などを提供していただきました。
手毬のレシピ:そばすいとん

Kitchen CRIU
益子で彫刻、造形活動をしている古川潤さんと服飾デザイン制作をしているKomichiさんが、陶器市やヒジノワで出店している豆カレー屋のKitchen CRIUです。彫刻のイベントでインドに3ヶ月滞在していた経験から生まれたレンズ豆のカレーは、益子で産声をあげてから早20年。安全安心な食材にこだわり、米や野菜は契約農家さんから分けていただいています。ワインやジュースと一緒にレンズ豆のカレーを提供しました。
Kitchen CRIUのレシピ:豆カレー

鹿丸Bar
陶芸家の竹下鹿丸さんが、益子陶器市でも出店をしているおなじみの鹿丸Barです。陶器市では自作のぐい呑で日本酒を楽しんでいただいています。今回お出ししたのは「もつ煮」と「半熟 煮卵」と自作のぐい呑で飲む日本酒。益子生まれ益子育ちの味を提供しました。
鹿丸Barのレシピ:益子野菜と益子陶器みその柔らかもつ煮

大誠
現在益子で使用されている中では、最大規模の登り窯を持つ益子の古窯です。
お届けしたのは、大鍋で煮る益子の野菜をたっぷり使った具沢山のもつ煮。

あをとあおいべーかりー
15年ほど前、焼き物の勉強のため益子町へ移住した陶芸家のあをさんと隣町の真岡市で2014年からパン屋を営み前回の土祭では、ボランティアスタッフとしても参加した、あおいベーカリーさんによる出店。益子のリンゴを使った料理とパン等を提供しました。
あをとあおいべーかりーのレシピ:林檎のタルト

 


《町内の飲食店からの出店》

和食処よこた
新町地区の益子駅舎内にある食堂。益子の食材を使ったおでん等を提供していただきました。

創作料理 暁
栃木県益子町の函館直送の地魚と、旬の地物野菜などを使った創作料理店。長年、東京で修業をし、2014年に実家のある益子でお店をオープンした岡崎さん。地物野菜をふんだんに使ったミートローフなどを提供しました。

ごはん屋ギャラリー猫車 
栃木県益子町にある900坪の庭が自慢の和風創作ギャラリーカフェ。約30年前に陶芸を日々の糧とするため、東京から益子へ移住した主人の信田さん。夕焼けバーではごぼうとオレンジピールのケーキ等を提供しました。
ごはん屋ギャラリー猫車のレシピ:ゴボウとオレンジピールのケーキ

Kitchen slope
栃木県益子町のオーガニックカフェ。陶器市の出店を機に造形作家のKINTAさんをはじめいろんな方々と知り合うことができ、その縁があって昨年より益子に新店舗を移すこととなりました。メニューはすべて手作りをモットーにしており、食材も直接買いつけに行ったり生産者の方々とコミュニケーションをとりながら旬のものをとり入れて季節を感じられる食卓を提供しました。

Cafe Bar Banda
益子の新町で、食べ飽きない懐かしい味の家庭料理を益子焼の器でご提供しているカフェバー。益子の農家から直接仕入れた、作り手の分かる安心な地元の食材と手作りにこだわり、夕焼けバーでは特製コロッケはカリカリふわふわのBanda特製コロッケを提供しました。

 

《町内で加工品の製造をしているお店からの出店》

とん太ファミリー
大沢地区で手作りハムやソーセージ等を製造しいるお店。手作りのソーセージやハム等を提供しました。

Honey bee & Harmony
益子町内で養蜂とはちみつの販売をしている養蜂家、自家採取したハチミツをオリジナルのカクテルにて提供しました。
Honey bee & Harmonyのレシピ:蜂蜜レモンソーダ・ハイボール

益子の酒蔵 外池酒造
1937年創業の酒蔵です。益子の地で70年以上地元の水と米で酒造りをしてきました。地場産の素材にこだわり、清酒や苺のリキュールを造っています。夕焼けバーでは、益子のブランド「清酒 燦爛(さんらん)」と地元の苺を使ったリキュール、ノンアルコールのジュースをご提供しました。

 

《益子に深いかかわりのある町外からの飲食店の出店》

お好み焼きARIGATO
益子町のコミュニティーカフェのヒジノワで出店し、今では真岡市のお好み焼き屋を営む店舗。
益子町の野菜を活かした、お好み焼きを提供していただきました。

mikumari
栃木県芳賀町の自然派フレンチカフェ。益子のスターネットで働き、その後、芳賀町にお店をオープンしました。髙橋さんにとって益子は今でも刺激をもらいに行く場所。料理には、安心で新鮮な地場産のものや生産者の顔が見えるものなど体に良い食材を使い料理を提供していただきました。
mikumariのレシピ:秋の恵みの山賊煮込み

Café La Famille

茨城県結城市にある住宅街にひっそりと佇むカフェ。1998年スターネットがオープンした頃から、陶器市に出店するようになり、それ以来、益子に足を運ぶようになったという奥澤さん。夕焼けバーでは、鈴木そば製粉所のそば粉を使ったガレットを提供しました。

trattoria blackbird
茨城県水戸市のイタリアンレストラン。2011年の震災以降、益子と笠間の交流の拠点となったレストラン。益子の秋茄子を使ったラザニアを提供しました。
trattoria blackbirdのレシピ:ナスと仔羊のラザニア

伊澤商店
宇都宮市の料理店。主人は益子で陶芸の修業後、食の道に進み現在は農業を中心に据えて活動をしている料理店。

韓国料理ハノク
宇都宮市の韓国料理店。益子で地域活動をしている知人の紹介で、前・土祭2014から参加していただいてるお店の出店。

(事務局 萩原|写真 長田朋子 矢野津々美)

ページの上部へ戻る