各地に立てられたのぼりと姿を現し始めた会場が、迫り来る土祭開幕を知らせる益子町内。

先日こちらの記事でご紹介した城内地区の「土に還る『茶室』」も、すっかり「土瓶」の形になりました。

この日も真岡工業高校の生徒たちが大活躍！

茶室の横には、「ベンチスペース」「竹の間」「ギャラリースペース」も制作中。
「ギャラリースペース」には、制作風景のパネルや茶室で使う器が展示される予定です。

その器を制作したのは、城内地区の小学生や中学生。
会期中には城内育成会による「子供茶会」や益子芳星高校の協力による茶会も開催され、地域の子どもたちを巻き込んで進められているのが、このプロジェクトの大きな特徴です。

「土に還る『茶室』」茶会日程（時間はいずれも10:00～15:00、雨天中止）
・9月13日［日］：城内育成会子供茶会
・9月16日［水］：秋草茶会　蒼の会
・9月19日［土］～23日［水・祝］：益子茶華道協会＆益子芳星高校
・9月26日［土］：煎茶会　織田流有志
・9月27日［日］：城内育成会子供茶会
菓子付300円でお楽しみいただけます。

このほか、城内の「地域プロジェクト」として、茶室に向かって右手にある「グレイズハウス」を拠点に
・陶芸家、伝統工芸士、紺屋さんの工房を巡る「匂いが記憶になる散策」の情報提供
・気持ちのよい別世界が広がる裏道をご紹介する「城内坂トレッキングマップ」の配布
を予定しています。

会期前の「三和土・土壁ワークショップ」（レポートはこちら）で歴史ある建物に「土の空間」が出現した「グレイズハウス」。
会期中には「土」に触れる2つのワークショップ（詳しくはこちら）の会場となるほか、お子様連れの方でも座敷でくつろげる休憩所としても毎日開放します。
ぜひお立ち寄りください！

（土祭事務局　今井）