09 「栃木県益子町地質調査 新福寺・北郷谷・堂ケ入・上大羽」 味岡伸太郎

09 作品展示|久保邸倉庫|益子本通り 土と風のエリア

「栃木県益子町地質調査 新福寺・北郷谷・堂ケ入・上大羽」 味岡伸太郎

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益子で採集した土の層を使った平面作品を展示します。
愛知県に住む味岡さんは、益子に通い、土を採取することから制作を開始しました。
新福寺、北郷谷、堂ヶ入、そして上大羽地区で採取した土を使って、
153cm×700cmや400cm×153cmといったサイズの綿布にドローイングします。
「自然は絶対美しい。その自然をそのまま提示する。 自らの意志をそこに反映しない。
すると、自然の意志がそこに反映される。結果はおのずと付いてくる。
全てを自然に委ねるが、そこに、残るのは、まぎれもなく、
全てを自然に委ねてペインティングする私の意識」と語る味岡さんの大作にご期待ください。 
■会期中は毎日オープン 10:00~17:00

味岡伸太郎/あじおかしんたろう

味岡伸太郎/あじおかしんたろう

1949年 愛知県豊橋市生まれ。1964年頃よりデザイン、その後美術にも興味を覚え、1980年以後、国内外にて個展。自然を主題にした美術、タイプフェイス、タイポグラフィを主にしたグラフィックデザイン、建築のデザインなど表現活動は多方面にわたるが、1990年より土を素材としたインスタレーションや美術作品も各地で発表している。

  • 「解:あるいは岐阜・美濃・白川よりの報告」

「解:あるいは岐阜・美濃・白川よりの報告」2000年
素材:土、綿布 「味岡伸太郎展 解」ギャラリー サンセリテ(愛知県豊橋市)にて発表

会場:久保邸倉庫

  • 久保邸倉庫
  • 久保邸倉庫

昭和30年ごろから米の貯蔵庫として使われていた石の蔵。
久保家が肥料商を営んでいた頃に、益子町内の塙地区や田野地区の農家の米を
ここで預かっていたとのこと。本通りより一本裏に入った通りに面した静かな場所にあり、
蔦が絡まって独特の雰囲気を醸し出しています。

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