プログラム

レポーター養成プロジェクト
  • 金敷 奈穂
  • 鈴木 利典
  • 仁平 肇
  • 橋口 奈津子
  • 松永 玲美
  • 横溝 夕子
  • 藁谷 はる

1|趣旨と概要

益子町は陶芸や工芸だけでなく、さまざまな「表現活動」を行う人がいます。プロ・アマ、本職・副業、仕事・趣味、有名・無名・・・、そんなボーダーラインも軽々と超えて表現の営みを続けています。
今回の土祭2021では、「ひとのつながり」と「新しい創作活動や仕事づくりのきっかけ」を創出することを目的に、益子のクリエイターたちがメディアづくりに参加する広報プロジェクトを展開します。

そのひとつが「レポーター養成プロジェクト」です。
土祭の公式ウェブサイトに開設している「ヒジサイブログ」で記事を更新していく担い手を養成し、土祭2021の期間に開催されるさまざまなプログラムを取材して記事を作成していただくという取り組みで、主に下記の3つのことを目的としています。

  1. 単なる外向けのP Rではなく、土祭を住民目線で取材し伝えていただくことで、地域づくりとしての祭りとしての「土祭」の望ましいありようを考える材料を増やすこと。

  2. レポーターの方はもちろん、その住民目線での記事を読むことで、町内の人も、改めて地域のことを知る機会を増やすこと。

  3. 限られた人数ではあっても、養成講座を受講し記事作成の実践を積むことで、「土祭」以外のそれぞれの活動の場でも活かせる力を身につけること。結果として、益子町全体の情報発信力の底上げにつなげていくこと。

2月1日の自治会回覧で募集をかけたところ7名の方にご応募いただき、3月から4月にかけて、ワークショップ形式の「養成講座」を4回開催しました。会期に先行して展開している「ウィンドウアートプロジェクト」を皮切りに、皆さんの取材が始まっています。「ヒジサイブログ」での記事をどうぞお楽しみに。

(広報ディレクター LLP風景社 簑田理香)

表現者・出演者紹介

金敷 奈穂Naho Kanashiki

益子町出身です。今は地元の大学に通う学生で、来年度からは地元を出て就職をする予定です。今までお世話になった益子を、改めて見つめ直したい!と思ったことがきっかけとなり、土祭レポーターになりました。

23年間益子で育ってきたことを生かし、地元民ならではの視点で記事を編んでいきたいと思っています。皆様と一緒に日常を問い直し、未知の日常との出逢いを楽しみたいです。

鈴木 利典Toshioki Suzuki

愛知県・瀬戸市の生まれ。大学進学から30年ほど北海道で暮らし、自然に関わる仕事をしてきました。9年前からは、仕事の場を栃木に移し、里山での自然体験活動に携わっています。

昔から「せともの」に囲まれた生活をしてきましたが、ものづくりそのものと触れる機会があまりなく、益子に来てから改めて色々な発見をしています。

こうした「新たな発見」と、これまでの仕事で抱いてきた「つながりづくり」の両方の意識で、2021年の土祭を伝えていきたいと思います。

仁平 肇Hajime Nihei

ふだんは企業ホームページや通販サイトなどの製作や運営と、それに合わせて必要になる写真撮影などをしています。生まれは益子町で高校までをここで過ごし、進学・社会人と、約10年ほど離れていましたが、今はUターンして益子町民です。

再び町民となってからは、生まれ育った益子に自分のスキルなどを活かして何か貢献できることはないかと考えていたところ、この土祭レポーター募集の案内を見てレポーターに。

ウェブ媒体を通じて、土祭と益子をもっと知ってもらえるきっかけをつくれればと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

橋口 奈津子

出身地は東京都文京区。夫の勤務地の関係で2年ほど前から益子町に住んでいます。益子に来たきっかけは、道の駅の空き家バンクで、今の家と運命的に出会ったからです。家はまだリフォーム中。出来上がっていないので、少しずつ直しながら暮らしていますが、それも楽しいものです。もうすぐ2歳になる娘と、生まれたばかりの息子の母です。趣味は、ヨガ、カフェ巡りです。よろしくお願いします。

松永 玲美Remi Matsunaga

千葉県出身のマツナガレミです。18歳で益子に来て24年が経ちました。当初は陶芸家を志し、益子にやって来ましたが、今は「焼き物屋さん」を名乗っています。田舎なようで、田舎過ぎず、ほんの少し視野を広げると見える里山や田園風景。益子の風土に助けられ今まで生きて来られたので、土祭を通して、少しずつ町に還元していきたいと思います。

横溝 夕子Yuko Yokomizo

山形県酒田市出身。益子に住んで20年、まだまだ知らない顔がある。その景色を土祭の取材によって、深く知るきっかけにしたい。そして皆さんに伝えたい。そんな思いもあり、レポーターに参加する。

益子は少し車を走らせれば、里山や田や畑に出会える風景が良い。ここ数年、低山だが登山を始めた。今まで点でしか見えていなかった道や森や山の連なりを頂きにて、改めて気づく。

人や物も同じ様に繋がり広がって風景を作っている。土祭が点となって未知の益子の頂きへ導いてくれることを期待している。

藁谷 はるHaru Waragai

本業では、障害を持つ方の就労支援をしています。元々は美しい里山の風景に憧れて益子町に移住しました。しかし実際に生活してみると他の町とは少し違う、人の暮らしや文化にも興味を持つようになりました。この町で知り合う方も個性と魅力を持った方ばかりです。

子での暮らしはまだまだ日が浅いですが、私自身ももっと知りたい益子町の魅力を、伝わりやすくレポートをしていきたいと思います。

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