プログラム

風景の発見
  • 石川初
  • 伊藤暁
  • 小塙芳秀
  • 八色宏昌

日程|
10/10(日)、10/17(日)、10/23(土)
会場|
    旧小宅小学校、円道寺池、前沢町有林

2018年度より進められています益子町ランドスケープ計画に基づき、土祭期間では、七井地区、益子地区、田野地区の3か所において、益子町の里山風景を学び楽しむワークショップを開催します。そして、里山風景の保全や将来における活用についても話し合っていきます。

益子町ランドスケープ計画リンク
http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page002748.html

ランドスケープディレクター:小塙芳秀


七井地区(旧小宅小学校周辺)

●旧小宅小学校から安善寺までの風景観察ツアー

八色宏昌氏、小塙芳秀氏、地元関係者を講師に迎え、旧小宅小学校から安善寺までの道を歩き、美しく続く谷津田、世間遺産である黒石の巨石群などの風景を観察しながら、里地里山の歴史や自然の現状を学び、里地里山の保全を考える勉強会を開催します。観察後には、旧小宅小学校で休憩および簡単なレクチャーを行います。また、このルートの周辺には関東ふれあいの道が設定され、近くでは牧場建設も進むなど、今後はさらに魅力ある風景が見られる場所となります。

講師|八色宏昌氏(景域計画株式会社)、小塙芳秀(芝浦工業大学)、地元関係者

場所|旧小宅小学校集合。旧小宅小学校から安善寺付近まで(徒歩)

日程|10月10日(日)13:00-16:00

対象|中学生以上

定員|15名(先着順)

参加費|無料

申込方法|土祭Peatixとお電話(080-8837-2744)にて、9月8日(水)より募集開始。

*雨天の場合には、旧小宅小学校にてレクチャーを行います。

 

●テラリウムづくりワークショップ(小学生)

小学生を対象とした、植物に触れあうワークショップを開催します。植物を採集し、ガラスの容器の中に飾り付け、容器の中に小さな庭を作ります。製作したテラリウムは写真撮影をして、お持ち帰りいただけます。

講師|芝浦工業大学建築学部・小塙芳秀研究室

場所|旧小宅小学校

日程|10月10日(日)13:00-16:00

対象|小学4年生以上

定員|15名(先着順)

参加費|一人500円(材料費込み)

申込方法|土祭Peatixとお電話(080-8837-2744)にて、9月8日(水)より募集開始

 

*写真はイメージです。

 

益子地区(円道寺池周辺)

●円道寺池周辺の風景観察ツアー

益子焼の店舗が多く並ぶ城内坂近くに位置する円道寺池は、益子花の会の整備の下、桜、水芭蕉、あじさいなどを見ることができる場所として知られています。八色宏昌氏、小塙芳秀氏、地元関係者を講師に迎え、円道寺池とその周辺の林道を歩き、風景を楽しみながら樹林の歴史や植生を学び、魅力を発掘し、今後の樹林管理を考える勉強会を開催します。

講師|八色宏昌(景域計画株式会社)、小塙芳秀(芝浦工業大学)、益子花の会

場所|円道寺池集合。円道寺池および周辺の林道(徒歩)

日程| 10月17日(日)13:00-16:00

対象|中学生以上

定員|15名(先着順)

参加費|無料

申込方法|土祭Peatixとお電話(080-8837-2744)にて、9月8日(水)より募集開始。

*雨天の場合には、レクチャーを行います。

 

●虫の巣箱づくりワークショップ(小学生)

小学生を対象とした、虫の巣箱をつくるワークショップを開催します。円道寺池周辺の小枝や葉を用いて、テントウムシなどの益虫の住処となる虫の巣箱を製作します。製作した巣箱は写真撮影をして、お持ち帰りいただけます。

講師|芝浦工業大学建築学部・小塙芳秀研究室

場所|円道寺池

日程|10月17日(日)13:30-16:00

対象|小学4年生以上

定員|15名(先着順)

参加費|一人500円

申込方法|土祭Peatixとお電話(080-8837-2744)にて、9月8日(水)より募集開始。

*雨天の場合には、屋内で実施。

 


*写真はイメージです。

 

 

田野地区(前沢町有林)

●前沢町有林の植生と、季節による風景の変化と魅力を探るツアー 

美しい益子の里山風景を望むことができる前沢町有林は、多くの桜をはじめ、四季折々の植物を楽しむことができる場所であり、また近年、地元の方々により林道の整備も進められ魅力的な散策路の準備が進んでいます。町有林の植生の保全と今後の活用につなげるべく、東洋大学・伊藤暁氏と慶應義塾大学・石川初氏を迎え、林道を歩きながら植生と風景の解説を行うワークショップを開催します。

講師|伊藤暁(東洋大学)、石川初(慶応義塾大学)、地元関係者

場所|前沢町有林。集合場所は道の駅ましこインフォメーション(ましこコンシェルジュ)前

日程|10月23日(土)13:30-16:00 ※時間変更 終了予定16:30頃

対象|中学生以上

定員|15名(先着順)

参加費|無料

申込方法|土祭Peatixとお電話(080-8837-2744)にて、9月8日(水)より募集開始。

*雨天の場合には、10月30日に実施します。また、30日も天候が悪い場合にはレクチャーに変更する可能性もあります。

 

 

七井地区(旧小宅小学校)

旧小宅小学校アカマツ周辺の環境整備

地域のシンボルである旧小宅小学校の今後の活用につなげるべく、町指定文化財である旧小宅小学校のアカマツ周辺を整えます。ワークショップに参加される方にアカマツを注目してもらえるよう、アカマツの記録、周辺の清掃、また竹を用いた柵を製作します。

参加|芝浦工業大学建築学部・小塙芳秀研究室、地元関係者

場所|旧小宅小学校中庭

 

益子地区(円道寺池周辺)

虫の巣箱づくり

小学生を対象とした虫の巣箱づくりワークショップにそなえ、益子花の会の協力の下、芝浦工業大学建築学部・小塙芳秀研究室による虫の巣箱の製作を円道寺池周辺にて実施します。アートイベントと合わせてご覧ください。

参加|芝浦工業大学建築学部・小塙芳秀研究室、地元関係者

場所|円道寺池周辺

参加するには

土祭Peatixとお電話(080-8837-2744)にて、9月8日(水)より募集開始。

会場

  • 旧小宅小学校

住所 | 〒321-4101 栃木県芳賀郡益子町小宅

  • 円道寺池

住所 | 〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子677

  • 前沢町有林

住所 | 〒321-4214 栃木県芳賀郡益子町

表現者・出演者紹介

石川初Hajime Ishikawa

1964年京都府宇治市生まれ。ランドスケープアーキテクト。博士(学術)。慶應義塾大学環境情報学部教授。東京農業大学農学部造園学科卒業。鹿島建設株式会社、株式会社ランドスケープデザイン設計部などを経て2015年より現職。大学でランドスケープの研究・教育に携わっている。「思考としてのランドスケープ 地上学への誘い」(2018年)にて、日本造園学会賞著作部門を受賞。

伊藤暁Satoru Ito

1976年 東京都生まれ。建築家。東洋大学准教授。建物の立つ場所の風土や気候、素材、産業などの特徴に注視して建築設計に取り組んでいる。2010年より徳島県神山町で「えんがわオフィス」「WEEK神山」など、地域活動と並走する建築物の計画に関わる。2018〜2019年度、益子町ランドスケープ計画に従事。2016年ベネチアビエンナーレ国際建築展特別表彰受賞。

小塙芳秀Yoshihide Kobanawa

1972年栃木県益子町生まれ。建築家。芝浦工業大学准教授。東京芸術大学建築学科卒、カタルーニャ州立大学建築ランドスケープ科修士修了。RCRアーキテクツ(スペイン)勤務を経て、バルセロナに建築事務所を設立。建築設計とランドスケープの融合を試みた、スペイン・スマラガ町郷土資料館設計競技で最優秀賞を受賞。2018~2019年度、および2021年度において益子町ランドスケープ計画に従事。現在はスペインと日本を拠点に活動。

八色宏昌Hiromasa Yairo

ランドスケープアーキテクト。景域計画株式会社代表取締役。東北芸術工科大学・芝浦工業大学非常勤講師
生態工学や景観生態学を基礎として、生物多様性が保たれた調和のある風景と地域を引き継ぐランドスケープの調査・計画・設計に携わっています。
ランドスケープ作品;『伊勢志摩国立公園横山展望台』、『つくば再生の里』など。
著書;『ランドスケープ計画・設計論(技報堂出版)』、『造園工事総合示方書(経済調査会)』、『絶滅危惧種の生態工学(知人書館)』、『新版生態工学(朝倉書店)』など。

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