EARTH ART FESTA 土祭2012
2012年9月16日(日)新月-30日(日)満月 益子町内各所

「益子の土を用いたそれぞれの表現」|若杉集 庄司千晶 冨山麻由子|岩下太平商店|
陶器や肥料、米などを扱う店舗を兼ねる見世蔵として明治38年(1905)頃に建てられた、岩下太平商店。益子の土と向き合いながら制作を続ける陶芸家の若杉さん(写真左)、磁器の器を作りながら益子の土を用いた造形にも取り組む庄司さん(写真中)、独自の手法で泥染めを行っている染め絵作家の冨山さん(写真右)が、益子の土の歴史や現状を踏まえ、それぞれの作品を発表しました。

「栃木県益子町地質調査 新福寺・北郷谷・堂ヶ入・上大羽」|味岡伸太郎|久保邸倉庫|
本通りから一本路地に入った静かな場所にひっそりと佇む大谷石の倉庫で、味岡さん自らが益子の4カ所で採取した土を使って、153cm×700cmや400cm×153cmといったサイズの綿布にドローイングを制作して展示しました。

「旅するカケラ」|仲田智 リビルド益子|陶庫M-style|
震災で割れた益子焼のカケラを用いて、美術家の仲田智さんと若手陶芸家グル―プ・リビルド益子が、町内の児童・生徒の皆さんと一緒に、ワークショップ形式でコラージュを制作しました。中心となるイメージは、植物や花の生命の息吹、そして「再生」です。

「益子の土人形」|KINTA|見目陶苑 土空間|
歴史ある窯元のかつてのロクロ場に2000体も並んだ「益子の土人形」は、益子在住の造形家KINTAさんと町内の子ども達が、陶芸家の大塚一弘さん見目木実さんのサポートを受けてワークショップで制作。作陶の過程で出る「削り土」を土練機で再生した土を再利用しました。

ワークショップ・「榎本新吉流 光る泥団子」|見目陶苑 ギャラリー|
名左官、故榎本新吉さんの現代大津磨きの技術を用いた手法で、益子の土を化粧土として磨く泥団子のワークショップを開催。土祭独自の「光る泥団子WS講師養成講座」修了の町内の方達が、講師として活躍しました。

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