土祭2018 展示作品
水鏡(彫刻)
田野地区山本八幡宮
9/15[土]〜 30[日] 10:00 〜 17:00
※9/22[土]は、関連企画実施により、14:30以降ご観覧いただけません。※各アート展示の観覧にはガイドブック(パスポート)が必要です。
※この画像はイメージです。土祭2018展示作品とは異なります。
山本八幡宮での展示の依頼を受け、器に水を張る展示がすぐに思い浮かんだ。
取材の為、栃木の山を歩いた。深い谷底は急な斜面に囲まれ鬱蒼としていた。テントを張った沢は涸れており、少量の水が岩の窪みに溜まっているだけであった。暗くなるにつれて辺りの木々や岩は黒く沈み視界は閉ざされ、僅かな水が空の光をうつし出していた。水は空を映す鏡であった。
器は陶芸家の戸田浩二さんに製作の依頼をした。須恵器や中国の青銅器等をモチーフにした彼の作品は、今の時代に作られたと思えない静けさがある。
会場へのアクセス
注意事項
9/22(土)は、関連企画実施により14:30以降はご観覧いただけません。ご了承下さい。
橋本 雅也はしもと まさや
彫刻家1978 年 岐阜県高山市生まれ。独学で彫刻を学ぶ。
主な展覧会に、
2012 年「殻のない種」(ロンドンギャラリー)、
2014「橋本雅也 間なるもの」(金沢21 世紀美術館デザインギャラリー)、
2017年「物語る物質」(高松市立美術館)
などがある。