七つの神社を巡る|生井 亮司さん(2)会場レポ|作品展示がされる山本 八幡神社
こんにちは、土祭 2021 レポーターの仁平です。
季節は秋ですね!
それでもまだ残暑と言わんばかりの暑い日も時折ありますが…
この場所に来ると、いつもちょっとだけ涼しく感じます。
ここは益子町田野地区の山本にある八幡神社。
土祭のアートプログラムである「七つの神社を巡る 」の1つとなっている会場です!
木漏れ日あふれる静かな場所
八幡神社(山本)は山本地区の山間部にあり、小高い丘にある鳥居をくぐり、200mほどの並木を抜けた先にあります。
神社はいわゆるパワースポット…というのがあるかもしれませんが、木々に覆われたこの場所はいつも、他のところよりもちょっとだけ涼しく感じ、それがなんとも神秘的に感じたりします。
聞こえてくる音も木々の揺れる音と鳥のさえずり、虫の鳴き声くらいしかありませんから余計にです。ほんと静かな空間です。
もちろん虫よけは必須ですけどね。。。
地元民にとっては太々神楽と即答される八幡神社
八幡神社がある山本で育った方にこの神社について聞くと、迷わずみんな「太々神楽!」と即答されます。
山本太々神楽は町指定の無形文化財で、毎年11月に五穀豊穣を祈願して様々な舞が披露されます。
ちなみに現在は閉校となっていますが、旧山本小学校のOB・OGにとっては社会科見学の一環で太々神楽を見学をするのが恒例行事だったそうです。
小学生当時の記憶ですから、無形文化財の舞がどうではなく、建前で撒かれるお餅やお菓子を拾ってきたなーという思い出が色濃いようですけど…(笑)
土祭の年。いつもの秋とはちょっと違う八幡神社
そして今年は3年に一度の土祭の年。なのでいつもの秋の八幡神社とはちょっと違います。
10月中旬にはこの場所で「七つの神社を巡る 」の企画が始まり、彫刻制作と美術教育研究を専門とされる生井亮司さんのアート作品が展示される予定です。
どのようなものが会場のどこに設置されるかはまだわかりませんが、次回の取材では搬入や制作準備の様子などをお届けできる予定です。
*生井亮司さんの紹介などは巻末の関連情報をご確認ください。
日が傾く時間になると、木々の隙間を抜けてくる光が天然のスポットライトのようにもなる境内。
こういう光景は訪れる時間帯毎に変わるので、ここでのアート作品の展示はそういう楽しみ方もできるかもしれませんね!
どんな作品ができ、何もない普段の八幡神社とは違った光景が見られかとても楽しみです。
(土祭2021 レポーター :仁平 肇)