七つの神社を巡る|古川潤さん(4)制作レポ|早朝の綱神社
残すところ3日間です。
10月15日(金)より始まった土祭メイン期間の展示も11月14日(日)で終了します。
益子町の「綱神社」では、町内のアーティスト、古川潤さんによるアートが展示されています。
アート展示は(金土日・祝日)と設定されていましたが、
古川さんは、神社に訪れる方に他の平日も見ていただけたら、と、
11月9日(火)の荒天時を除く会期期日以外も、毎日綱神社に通い、
訪れる皆さんへの配慮をなされていました。
早朝の綱神社、7時にはもう一仕事終えた古川さんが佇んでおりました。
山の谷間に位置する綱神社。7時前ではまだ朝陽は射し込みません。
展示物の照明をつける作業です。
一気に明るくなりましたね。
こちらは山の谷間にある神社なので、朝陽が遅いので、まだ薄暗い雰囲気です。
毎日の日課になっている朝の作業。全く苦にはならなかったそうです。
朝の作業後は、昼くらいにまた訪れるそうです。
外灯の確認や、階段や道の落ち葉掃きをしているそう。
訪れてくれる皆さんに、気持ちよく過ごしてもらいたいから。
そんなことをさらっと言えるなんて。
会場作りも展示のひとつだと仰っておりました。
7時を10分過ぎた頃に、ようやく朝陽が射し込み始めました。
朝の作業を終え、帰宅される古川さん。
昼来たあとは、夕方17時頃に照明を消したりする作業でまた訪れるそうです。
1日3回の展示会場づくり。
期間が決まっているとはいえ、なかなか出来ることではありません。
綱神社全体が作品に繋がる、そんな古川さんの作品を是非、期間中にお楽しみください。
土祭プログラム
http://hijisai.jp/program/c-03-4/
古川潤さんの紹介はこちら
http://hijisai.jp/blog/2021hijisai/art/11232/
(土祭2021レポーター:松永玲美)