オープンアトリエツアー | 近藤康弘さんのアトリエへ

2021年10月23日(土)秋晴れのとても気持ちのいいお天気の日、陶芸家 近藤康弘さんのオープンアトリエツアーが開催されました!

参加者ははじめに陶芸メッセ・益子のつちかまの丘に集合しました。

つちかまプロジェクトについて

近藤さんも参加されているつちかまプロジェクト。
みんなで土窯を見学しました。

つちかまうつわ~土窯~
http://hijisai.jp/program/j-01/

いざ、アトリエへ!

そして益子の中心地からどんどん山奥へ山奥へ続く道を進み…(この先に本当にアトリエがあるのか不安になりながら…)
ついに近藤さんのアトリエへ到着!

思わず「わぁ~!」という声が出てしまう、歴史を感じさせる母屋。
手前には住居スペースとアトリエがあります。

近藤さんが現在のアトリエに移り住んだのは今年の4月ということで、この場所で暮らすようになって半年ほどだそうです。
携帯電話の電波のマークも1本立つか立たないか、
また夜には猪も家の前まで出てくるそうで、本当に自然豊かな場所です。

まずは里山散策!投げ入れ用の野草を摘みに…

「投げ入れ」皆さんは聞いたことがありますか?
いけ花様式の一つで一定の形式にとらわれず、自然の姿をそのままに生かして花をいけることを言うそうです。

参加者は思い思いに、山に生えている植物を吟味して摘んでいきます。

摘んできた野草や野花を今度は「投げ入れ」します。
それぞれ近藤さんの作品から自分が飾りたいと思った花器を選んで、生けていきます。

近藤先生の投げ入れ作品。

そしてみんなで感想タイム!
「普段足をとめて草花を見ることもなかなかないので、楽しかった」
「虫食いのある葉をあえて選んで飾ってみたり、自然の良さも感じられた」
などの感想を聞くことができました。

いよいよ、ぐい呑み陶芸体験!

赤土、益子の土など土の種類の説明を受けた後、それぞれ希望する土を選びます。
近藤さんから大きな土の塊がそれぞれに配られて、「こんなに大きいの?」と声が上がりました。
近藤さんより「土祭ですからね、土を多めに!」と、ぐい呑みより大きいものを作っても良い!と太っ腹なお声があり、盛り上がります。

「なんかうまくいかない~」
「あ、すごいスベスベできれいだね~」
「先生!どうしたらいいんですか?」
などワイワイおしゃべりしながら制作していきます。

出来上がった作品は個性豊か!!

最後にお茶をいただきながら参加した感想を発表しあって終了しました。

今回作ったそれぞれの作品は11/12~の「つちかまプロジェクト」かま焚きで焼くこととなっています。

秋の里山も楽しみ、陶芸体験もでき、益子の暮らしも見えた、貴重なオープンアトリエの機会になりました。

近藤さん、ありがとうございました。

(土祭2021レポーター 藁谷はる)

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