レポーター養成プロジェクト|レポーター紹介:松永玲美さん

土祭2021の期間中、地域のことや、ここで発表・共有されるさまざまな文化や地域づくりの活動、秋のメイン期間に町内のさまざまな場所で展開されるアート作品やアートプロジェクトのことを、みなさまにお伝えしていく、土祭2021の住民レポーターの皆さん。
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初取材と記事アップのタイミングで、レポーターをお一人ずつ紹介していきます。今回は、7月23日に開催された陶芸・手仕事プログラムの一つ、「つちかまうつわ」ワークショップのレポートをアップしてくれた松永玲美さんを、レポーター仲間でもある橋口奈津子さんが紹介します! 3月から4月にかけて開催したワークショップ形式の「養成講座」。その課題のひとつ「他己紹介ワークショップ 」で取り組み、作成した紹介記事です。
(広報ディレクター|LLP風景社 簑田理香)
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△「つちかまうつわ」ワークショップを取材中の松永さん(中央)

松永玲美さんをご紹介します。
玲さんの本業は「焼きもの屋さん」です。その他にふだんは、町内にあるつづり商店という、仲間たちと共同経営する素敵な雑貨屋さんの「お店番」、町内のヒジノワcafe&spaceと宇都宮のシェアスペースにて「おむすび屋さん」、それから畑で「お百姓さん」として、多方面でご活躍されています。

玲美さんは、益子に移り住んで24年。
もうどっぷりと益子の町に根づいた暮らしをなさっている様子が感じられます。

そんな玲美さんに、今回なぜ『土祭レポーター』になろうと思ったのか、そのきっかけを尋ねました。すると、びっくりする答えが返ってきました。
実は、玲美さんは元々今まで土祭開催に反対の立場であった、ということです。その気持ちはいまだ変わっていないとのこと。なぜなのかお聞きしたところ、こんなお答えが返ってきました。

「表向きは良いイメージが先行している土祭だが、町の税金を使って行う事業として、果たして今の土祭のあり方がベストなのだろうか。その税金は本当に必要としている別の場所で使われ、町民に還元されるべきなのではないか。」

そこで今回、土祭の実情を内側から改めて見つめ直してみたいと思ったことがレポーターになるきっかけになったのだそうです。そして、やるからには、大切な税金が有益に使われるためにも、土祭とはどのようなプロジェクトなのかを、しっかりと伝えることで、町民の方々の参加を促していきたい、と意気込みを語ってくれました。

過去の土祭にもボランティアとして関わったことがあるという玲美さん。今回の土祭では、伝え手として、彼女独自の鋭い目線でさまざまなプロジェクトを見つめ、切り取り、読み手の方々に届けてくれることでしょう。乞うご期待ください。

(土祭2021レポーター 橋口奈津子  写真・簑田理香)

 

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