ウィンドウアート・レポ|ながみともみさんのアートが完成しました~!

会場のフォレスト益子にて、9月2日の下絵製作から始めたながみともみさんの作品が4日に完成しました。

制作2日目の塗りの作業から潜入しました。

マイペースに作業をしているながみともみさん。

今回が2作目の製作になるながみともみさん。
1作目は益子町の城内坂にある大宿窯に描きました。

http://hijisai.jp/blog/2021hijisai/public_relations_project/11148/

今回のテーマは
「陽はまたのぼり そしてくり返す」
と言うことだそうです。ん?何か聞いたことのあるようなフレーズ。でも分からないでいると「え?知らないの?」どうやら昔流行った歌の歌詞だそうで、頭の中でリフレインしているそうです。
好きなメッセージが込められているそうで、「いいものは何十年たっても変わらない、そんな絵を描いてみたいなぁ」とおっしゃっていました。

ながみともみさんは、普段、キャンパス以外にもTシャツや達磨、手拭いや褌などにも絵を描いているそうです。わたしも彼女の褌を愛用していますが、畑や田んぼを一緒にやっている仲間でもあります。
普段の暮らしで自然に触れあい、土の匂いや温かさを体感し、自然物をモチーフにした絵が多いながみさん。
「絵はうそをつかないから」そうおっしゃるながみさんは、小さい頃から絵が好きで、小さい頃は家の柱に絵を描きまくっていたそう

絵を眺めていると、グラデーションが多いことに気がつきました。
「うつろいが好きなのかもしれない、わたし」とボソッと言っていましたが、1秒前は過去、と作品に向き合う彼女は楽しそう。
絵を続けてきた喜びが、いつの間にか暮らしと結び付いてきたそうで、「暮らしが喜びになるって、嬉しいよね~」と、しみじみおっしゃっていました。

本来なら今回もワークショップが行われる予定でしたが、緊急事態宣言により中止になってしまい、スタッフやボランティアさんと絵を完成させました。
前回、楽しかったので今回のワークショップ中止は残念だと話していましたが、近所の小さい友人が9月4日土曜日の仕上げの日に、アシスタントとして参加してくれました。

この絵は、「自然の摂理の中で私たちは生きているし生かされている」というメッセージが込められているそうです。
10月いっぱいは展示されるそうなので、是非、足を運んでみてくださいね。

会場
フォレスト益子
住所 | 益子町益子4231

(土祭2021レポーター:松永玲美)

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