11【土祭市場】益子はこだわりパンの町

益子の食と言えば、さまざまな種類が作られている野菜や果物などの農産品が有名。
しかし実は、こだわりの蕎麦やパンのお店が多いのも特長なのです。
土祭では、「内町屋台パーク」に土祭市場がオープンし、農産物や加工品、手仕事品など、
益子の生産者が丁寧に育くんだ商品が、益子の竹で作られた特設テントに並びます。
今回は、この市場に出店予定のこだわりのパン屋さん2店をご紹介します。

Boulange770/田村大作さん
益子町山本に工房とお店を構える「ブーランジュ770」さん。フランス料理店のシェフとして長いキャリアを持つ田村大作さんが2008年にパン工房を立ち上げ、セルフビルドで「ギャラリーWORK SHOP770 」を建て、
毎週日曜日にお店をオープンしています。元・公園だったという敷地は、遊具も残り、周囲の里山の風景ものどか。買ったばかりのパンを庭で食べながら、お客さんどうしが話を弾ませていることも。
土祭市場では、国産小麦粉と天然酵母、そして益子の旬の食材を用いて焼くパンと焼き菓子を販売します。
また、「土祭」の焼き印が入ったチョコレート蒸しパン「土パン(ひじぱん)」も登場! お楽しみに。
■土祭市場・出店予定日/16・17・18・20・22・23・24・25・27

泉’sベーカリー/加守田泉さん
濱田庄司にゆかりの天然酵母を使って焼き上げる、噛むほどにうまみが出るパン。
民藝運動の中心的なメンバーでもあった陶芸家・濱田庄司は、家具や食品など、国内外を問わず、
自分が良しとするものを暮らしの中に取り入れていました。
ブルガリアヨーグルトもその一つで、種菌から増やし家族で楽しんだほか、友人やご近所にわけていたそう。
その種菌は加守田家にも伝えられ、ヨーグルト酵母として、泉’sベーカリーのパンの中で生きています。
泉さんは、工房を飛び出して、毎週木曜日に移動販売のスタイルで、
町の人たちにパンや焼き菓子を届けています。そのおいしさは、益子町内の青空市や、土曜市、
ヒジノワcafé&spaceでも人気です。土祭市場では、パンと焼き菓子を販売します。
■土祭市場・出店予定日/21・22・23・24

写真右/加守田泉さんの工房にて 左/田村大作さんの工房にて
                                          (理)

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