関連企画|風景社セッション2021「その先の、風景を語ろう。」 第5回_11月13日- 東 千茅
- ヒジノワ cafe&space
益子町に拠点を置き、地域の風土性に基づき持続可能な地域社会の実現に向けて活動を続ける有限責任事業組合「風景社」の自主企画として開催するプログラムです。
私たちが暮らす風景の中には、持続的な地域づくり、地域の活性化、自然との共生、コミュニティの再生・・・、さまざまな課題が見え隠れしています。その解決を目指すとき、「私」や「あなた」の生き方・暮らし方を、地域社会のありようとどのように重ねていけば良いのでしょうか。
その手がかりを探るトークセッションとして、7月から12月にかけて月に1回、ハイブリッド方式(①オンデマンド視聴②収録会場での参加)での全6回のセミナーを開催します。
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第5回 講師:東 千茅 (農耕者、「つち式」代表)
二百年の里山、十全に生きるために
開催概要
日程|2021年11月13日(土)15:30-17:30
会場|ヒジノワcafe&space
第1部:15:30-16:30 東 千茅 氏 講演
第2部:16:30-17:30 対話
ホスト:廣瀬俊介(風景社・環境デザイナー)
コメンテイター:伊藤奈菜(bio-landscape主宰)
開催スタイル|ハイブリッド方式(①オンデマンド配信 ②収録会場での参加)
※コロナ警戒度レベル4以上の地域に居住する方の参加についてはご遠慮いただいております。
講師紹介|東 千茅(あずまちがや)
農耕者、里山制作団体「つち式」代表。
一九九一年、大阪府生まれ。二〇一五年、奈良県宇陀市大宇陀に移り住み、ほなみちゃん(稲)・ひだぎゅう(大豆)・ニック(鶏)たちと共に里山に棲息。二〇二〇年、棚田と連続する杉山を雑木山に育む二百年計画「里山二二二〇」を開始する。
著書に、私家版として、『つち式 二〇一七』『つち式 二〇二〇』があり、二〇二〇年十月、創元社より『人類堆肥化計画』を出版。学術的にも地域づくりの文脈でも、これまでに語られてきた「人間と里山の関係性」や「人間の里山観」に対して、自身の、田畠の仕事や山仕事などの実生活に根ざした独自の思索で、根本的なところでの「視点の転換」を読者に提示する。紀伊國屋書店の『紀伊國屋じんぶん大賞2021 読者と選ぶ人文書ベスト30』で10位(2020年12月発表)
これまでの主な対談やトークイベント
◎2018年12月7日 『つち式』創刊記念 鼎談|東千茅×奥野克巳(人類学者)×石倉敏明(芸術人類学者)「生命の〈からまりあい〉に生きる」来たるべきマルチスピーシーズ的未来のために(熊本市長崎書店ホール:)
◎2020年11月1日『人類堆肥化計画』刊行記念|東千茅×吉村萬壱(小説家)「極悪対談 生前堆肥になろう」(2020年11月1日、創元社Youtubeアカウントでライブ配信)。朝日新聞社が運営するウェブマガジン「好書好日」にて一部がテキストで公開中。https://book.asahi.com/jinbun/article/13999827
◎「2021年2月2日 『農の原理の史的研究』&『人類堆肥化計画』刊行記念|藤原辰史(農業史研究者)×東千茅 「農はどこへ向かうのか?」(2021年2月2日、代官山 蔦屋書店/Zoomでオンラインライブ配信)」
参加するには
会場
- ヒジノワ cafe&space
築120年以上の民家を改装し、土祭2009では展示会場としての利用。その後、地元有志により誕生したコミュニティカフェ&スペースです。
1日単位でのカフェ出店利用の他、コワーキングスペースやイベント開催などに利用可能なレンタルスペースとして、広く一般の方にご利用いただけます。
表現者・出演者紹介
東 千茅Chigaya Azuma
農耕者、里山制作団体「つち式」代表。
一九九一年、大阪府生まれ。二〇一五年、奈良県宇陀市大宇陀に移り住み、ほなみちゃん(稲)・ひだぎゅう(大豆)・ニック(鶏)たちと共に里山に棲息。二〇二〇年、棚田と連続する杉山を雑木山に育む二百年計画「里山二二二〇」を開始する。著書に、私家版として、『つち式 二〇一七』『つち式 二〇二〇』があり、二〇二〇年十月、創元社より『人類堆肥化計画』を出版。
*詳細は上記本文をご参照ください。