J11 夏の祭りを呼び起こす一日
[11] 特別公開 歴史ある彫刻屋台と山車の運行
毎年7月23日から25日に開催される「益子祇園祭」
各町の人々が屋台をひきまわし、一年の中で最も益子の町内が熱気に溢れるとき。
その祇園祭の屋台運行とお囃子が土祭中の一日だけ披露されます。
それぞれの町が保管している屋台は歴史が古く、
各所に繊細な技法を施された豪華な彫刻屋台であり、
特に内町、田町、新町と3町の屋台は100年以上も前に作られたもので、
町の文化財にもなっています。
これらを若い衆が掛け声をあげながら引き回し、祭り囃子が鳴り響けば
自然と気持ちが高揚してくるものです。
通常ならば祇園祭は1年に1回だけのものですが、
今年は再びあの祭りの空気を味わうことができます。
古い伝統を持った益子の祇園祭と
古いものを見つめながらも新しい祭りの形となる土祭。
このふたつの祭りが融合するこの瞬間をみんなで共有しませんか。
(E)