日本遺産かさましこセミナー | 第2回 民藝編「民藝運動以前と以降の益子焼」- 濱田 友緒
- つかもと迎賓館
2020年6月19日、笠間市と共同で文化庁に申請した「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ“焼き物語”~」が「日本遺産」に認定されました。土祭2021では、そのストーリーの内容を転換期ごとに大きく3つ(古代編・民藝編・中世編)に分けてセミナーを開催
第2回 民藝編
演題|民藝運動以前と以降の益子焼
講師|濱田友緒(公益財団法人 濱田庄司記念益子参考館館長)
幕末に笠間で技術を学んだ大塚啓三郎によってはじめられた益子焼。
その後、大正から昭和初期にかけて、暮らしの中で使われる手仕事の日用品に美を見出す民藝運動がおこり、その中心人物であり陶芸家の濱田庄司が益子に住むようになります。
濱田や民藝運動によって益子焼はどのような影響をうけたのでしょうか。
前と後を比べると、より深く益子焼を知ることができるでしょう。
参加するには
7月27日(火)より、お電話か益子町民会館窓口までお申し込みください。
☎ 0285-72-3101(月曜定休・祝休日の場合は翌日定休)
*好評につき定員に達しました
会場
- つかもと迎賓館
表現者・出演者紹介
濱田 友緒Tomoo Hamada
1967年、濱田晋作の子、濱田庄司の孫として益子町に生まれる。多摩美術大学彫刻科卒業、同大学院美術研究科彫刻修了。大学在学中より、学業と並行して濱田窯にて晋作の下で陶芸の修行に入る。
1995年、益子町の使節団の一員として渡英、セントアイヴス、ダーティントン、ロンドンなどを訪問。同年、初個展開催、以降全国各地、世界各国の美術館、大学、陶芸施設、百貨店、ギャラリー、大使館などで展覧会、講演会、陶芸ワークショップなどを開催。
2015年、2018年に濱田庄司記念益子参考館にて「濱田庄司登り窯復活プロジェクト」の会長として開催し、益子焼と笠間焼の多くの陶芸家の参加のもと講評を博す。MASHIKO Productの代表として益子焼ブランドBOTE&SUTTOの制作に携わり、ブランド名BOTE&SUTTOを命名する。現在、「益子×セントアイヴス100年祭」の実行委員長。(公財)濱田庄司記念益子参考館館長、㈱濱田窯代表。