J37 電気や工業製品に頼らない昔ながらの手仕事

のどかな田園風景が広がる山本の古民家に活動の場を構える
フェアトレード&エコロジーのお店「チャルカ」。
オーナーの生沼さんはガンジーの思想の象徴となるチャルカを用いて
自然に寄り添った昔ながらの草木染や織物の制作に勤しんでいます。

チャルカとは糸車のこと。
インド独立の父と言われたガンジーの思想では、
近代機械文明のもたらす物質的な豊かさは貧困と奴隷を生みだし、
人類を破滅に導くと説き、
自立するためには自らチャルカで糸を紡ぎ、
衣類を得て生活することこそ、
真の文明を創り出す経済的・思想的基盤である、として
チャルカが掲げられました。

このガンジーの思想を大切にする「チャルカ」では、
生きるために必要なものは何かを見直し、先人の知恵に学ぼうと、
電気や工業製品に頼らない、
かつては人々の暮らしの中にあった手仕事の体験を企画します。

有機栽培で育てられた棉を使った綿繰りや手紡ぎ、
ろうそくも高価なものだったころに使われていた灯明皿の利用、
炭焼きや布スリッパのワークショップなど、
意外なほど身近なものでできていた、さまざまな暮らしまわりのモノコト。
自然から材料を少し分けてもらい、自分の手で作るということ
からだで感じ、そして学びましょう。

フェアトレード&エコロジー「チャルカ」
場所:益子町山本1222-1
ワークショップは土祭期間中開催しておりますが、
土日祝日以外お越しの場合は事前にご連絡を TEL:090-7218-7199

(E)

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