益子の土を用いたそれぞれの表現

06 益子の土を用いたそれぞれの表現 若杉集 庄司千晶 冨山麻由子 

土の色はさまざまな表情を持っています。
でもそれをリアルに感じることはなかなかありません。
ここの展示会場では、陶芸に使われる原土が展示され、
それが作品にどのような変化を与えているのか
わかりやすく提示されています。

染絵作家の冨山麻由子さんや、
陶芸家若杉集さんの作品の隣りには、材料に使われた土が、
ふだんは磁器を制作をしている庄司千晶さんは、
原土をそのまま焼成した迫力のある作品が展示されています。

自分達の作品そのものをストレートに見せるのではなく、
あえて使っている「土」を見せる。
とことん益子の土にこだわった3人の展示は、
今の益子の土を知ることができる展示となっています。

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