週末は土祭広場:マシコアースヴィレッジへ

週末の夕暮れ時。
和紙と竹でつくった提灯に明かりがともり、
土祭広場に「マシコ・アース・ヴィレッジ」が出現します。

夕やけバー&奉納演奏会は、22日 23日 29日 30日 に開催します。
イベントスケジュール 日程ごとの詳細がご確認できます。
 

マシコ・アース・ヴィレッジ
夕焼けバー・奉納演奏会を行う土祭広場は、環境に配慮した会場づくりを官民協働で行っています。

電力
夕焼けバーの照明と演奏会の音響などは、すべて屋台の屋根に設置した「太陽光パネル」による発電でまかないます。太陽光発電で得られるのは6V直流で、通常は電圧を100V交流にインバータで変換して電球などを光らせています。この変換する際に電力としてのロスが大きいので、今回は6V直流電流で付けられるLEDを設置。スポットライトも同様に6V直流で点灯させますが、市販の100V交流のものの基盤を改造して使用します。これらすべては真岡工業高校の学生たちの制作によるものです。
演奏会は、最終日の朝崎郁恵さんの舞台のみPAを使います。こちらも「太陽光パネル」により発電し、バッテリーに蓄えたものを使用します。

提灯
LED電球を包むのは、烏山(からすやま)和紙によるシェード。和紙は、溶かして漉けば何度でも再生できる、究極のエコ素材。制作は、7/8・7/15の2日に分けてワークショップを行い、益子芳星と真岡工業の生徒達で制作しました。

いろり場ベンチ
いろり場は、2011年の前土祭のために、ワークショップで制作しました。今回は、壁が剥がれおちている部分の補修と、日干しレンガを使ったベンチの製作を行いました。使った日干しレンガは1000丁ほど。壁面に配されているのは、震災で割れてしまった益子焼を埋め込んだもの。9/1に、社団法人日本建築家協会栃木、左官・白石博一さんの協力を得て、県内の建築系の学生により制作しました。

夕焼けバー屋台・PAブース
屋根まで全て杉材を使い構築。2011年の前土祭で作り、一度解体して廃校になった小学校に保管していました。今回、部材をすべて使って、再び組み立てました。かなりの手間はかかりますが、仮設屋台とはいえ、つくって壊して廃棄物になるような無駄は省きます。

非電化冷蔵庫
非電化工房主宰・発明家の藤村靖之先生の監修で、真岡工業高校の生徒たちが制作しました。夕焼けバーに2台、鶴亀食堂に1台を設置して使用しています。土祭本部(元むらた民芸店)にも展示用に1台設置。しくみいついても、ボードでご説明しています。ぜひ。実物をごらんください。
            (理)
)

ページの上部へ戻る