感性の土壌「森を歩く」- L PACK.
10:00〜17:00
- 益子向原の杉林
「森を歩く」では森の入口にある杉林に「この森は、
とある陶芸家の土地であった」という仮説を立て、古くから言い伝えられた様々
な益子の民話をミクストし作られた物語を軸にプロジェクトを展開します。
テーマ
陶芸家とすえの森
コンセプト/作品プラン
この森は、とある陶芸家の土地であった。
彼は森を歩き、小さな小屋を建て、この杉林で長い時間過ごしていたようである。
さらに、制作の参考にするために集めた、たくさんの陶片や取るに足らない小さなものを、切り株の末口に並べるようになった。
この陶芸家は独特の視点や価値観を持っていたのだろう。
特有の視点や価値観は、誰かの将来にとって大切な指針になるかもしれない。誰かの為、いつかの為、何かの為。
誰かの営みが、誰かの特別なことに繫がることを信じて、我々はこの森を公開することにする。
イベント
【名称】「たとえば、いつもより早く起きて森の中でモーニングを食べてみるとする」
【日時 】①11 月 13 日(土) ②11 月 14 日(日) 7:00 ~ 8:00 、8:00~9:00、9:00~10:00 の 3 回制(各 1 時間ずつ受付 各 20 食)
【予約方法 】土祭 peatix にて前日までに事前予約。13日(土)募集 14日(日)募集
当日分が出たらその旨を告知
【参加費 】1食 1000 円(モーニングプレート、コーヒーなどの飲み物、オリ
ジナル新聞)
【内容 】「いつもより早く起きたり、いつもと違った場所でモーニングを食べ
ると、世界が変わるかもしれない。」 をコンセプトに、日常と地続きの中で非
日常を体験するイベント。来場者は展示会場となる森の中で、LPACK. が振る
舞う、架空の陶芸家の朝食を味わいながら、L PACK. が発行するオリジナル新
聞「L AND PARK TIMES」を読む。
注意事項
町民無料。町外の方は、パスポート(土祭2021コレクションファイル500円(税込))の提示が必要です。※中学生以下は不要です。
森の中の展示につき、歩きやすい格好、雨または雨上がりでは足元が悪い場合がありますのでご注意ください。
会場
- 益子向原の杉林
ワグナー・ナンドール・アートギャラリーの東側に位置する杉林です。
◎指定駐車場は土祭KENMOKU広場(栃木県芳賀郡益子町益子3053-3)
◎指定駐車場以外への駐車はご遠慮ください。
表現者・出演者紹介
L PACK.エル パック
小田桐奨と中嶋哲矢によるユニット。
共に1984年生まれ、静岡文化芸術大学空間造形学科卒。
アート、デザイン、建築、民藝などの思考や技術を横断しながら、最小限の道具と現地の素材を臨機応変に組み合わせ新しい風景をつくるプロジェクトを行う。2007年より活動を始め、各地のプロジェクトやレジデンスプログラム、エキシビションに参加。
旅館をまちのシンボルにコンバージョンする「竜宮美術旅館」(横浜/2010-2012)、みんなのアトリエ兼セカンドハウス「きたもとアトリエハウス」(埼玉/2012-)、ビジターによるビジターのためのスペース「VISITOR CENTER AND STAND CAFE」(名古屋/2013)、「定吉と金兵衛」(東京/Festival Tokyo 2018 目白庭園)、2019年より東京にて、クリエイターによるまちづくりのプロジェクト『WEMON PROJECTS』を通年で行なっている。