感性の土壌「大地で遊ぶ」- SIDE CORE
17:00〜22:00
※10月30日まで21:00
- 元平野スタンド
テーマ
night experiment
コンセプト/作品プラン
今回SIDE COREは「夜だけオープンする陶器屋」を作ります。
陶器市で賑わう日中とは対照的に益子の夜は暗く、静寂に包まれていますが、見えない町の裏側では陶芸家達は真夜中まで制作をし、夜通し窯を焚いています。
本プロジェクトはそのような「没頭する夜の時間」を町の風景に浮かび上がらせることを目的としています。夜の陶器屋では、益子の作家と他の地域の暮らす作家達が益子に集い、共同で夜通し野焼きを行い、作品を制作・発表を行います。
野焼きとは原始的な技術で、現代では商品や作品の生産には向かない実験的な方法です。今回のプロジェクトでは、そのような野焼きの実験性に着目し、作家が試行錯誤する表現の発見や追及の時間にフォーカスを当てます。
作家達が過ごす密かな夜を切り口に、この町で縄文時代から続く「時間の層」に触れるプロジェクトになればと考えています。
注意事項
パスポート(土祭2021コレクションファイル500円(税込))の提示が必要です。※中学生以下は不要です。
会場
- 元平野スタンド
田町と内町を分ける鍵辻のところに、給油所を象徴する大きな屋根付きの柱が建っています。現在、小学校のスクールバスの発着所として使われています。
表現者・出演者紹介
SIDE COREサイド コア
2012年より活動開始。
メンバーは高須咲恵、松下徹、西広太志。
ストリートカルチャーを切り口にアートプロジェクトを展開。「風景にノイズを起こす」をテーマに、都市や地域でのリサーチをベースにアクションを伴った作品を制作。ギャラリーや美術館での展覧会開催の他に、壁画プロジェクトや街を探索する「ナイトウォーク」など野外空間での活動を展開。全てのプロジェクトは公共空間での視点や思考を転換させ、表現や行動を拡張することを目的としている。
主な展覧会に「大京都芸術祭」(京丹後/2020)「生きている東京展」(ワタリウム美術館/2020)「Out of Blueprints by Serpentine Galleries」(NOEWNESS/2020)