関連企画|風景社セッション2021「その先の、風景を語ろう。」 第4回_10月2日- 蔡 奕屏
- ヒジノワ cafe&space
益子町に拠点を置き、地域の風土性に基づき持続可能な地域社会の実現に向けて活動を続ける有限責任事業組合「風景社」の自主企画として開催するプログラムです。
私たちが暮らす風景の中には、持続的な地域づくり、地域の活性化、自然との共生、コミュニティの再生・・・、さまざまな課題が見え隠れしています。その解決を目指すとき、「私」や「あなた」の生き方・暮らし方を、地域社会のありようとどのように重ねていけば良いのでしょうか。
その手がかりを探るトークセッションとして、7月から12月にかけて月に1回、ハイブリッド方式(①オンデマンド視聴②収録会場での参加)での全6回のセミナーを開催します。
第4回 講師:蔡 奕屏 (記者・ローカル系文化研究者)
日本と台湾-地方創生とローカルデザイン
開催概要
日程|2021年10月2日(土)15:30-17:30
会場|ヒジノワcafe&space
第1部:15:30-16:30 蔡 奕屏 氏 講演
第2部:16:30-17:30 対話
ホスト:須田将仁(風景社・アートディレクター)
コメンテイター:中山久美(民芸店ましこ)
開催スタイル|ハイブリッド方式(①オンデマンド配信 ②収録会場での参加)
※コロナ警戒度レベル4以上の地域に居住する方の参加についてはご遠慮いただいております。
講師紹介|蔡 奕屏(Tsai Yi-ping/ツァイ・イーピン)
台湾台北出身。現在は千葉県在住。日本と台湾を繋ぐ書き手であり、ローカル系文化の研究者でもある。台湾大学ソーシャルワーク学部卒業、台湾芸術大学院工芸デザイン科を修了。現在は、千葉大学デザイン文化計画研究室博士後期課程に在学中。
関心は、諸地域で営まれている工芸や農業の様子、まちづくりの在り方、そして、地域性が高いデザインを生み出す人々や、その仕事など。地方創生の時代のローカルカルチャー全般に関心を寄せ、ライターとして、また、研究者として、さまざまな地域にリサーチで訪れている。
ライターとして、台湾の「上下游新聞市集」、「台湾工芸」等に執筆。これまでの益子町に関する主な記事に、「土祭食堂:地元の食材、地元の食器、全体的な地元の料理」(2015年)、「日本陶芸の盛会―益子の陶器市と笠間の陶炎祭」(2017年)がある。近年では、福井県鯖江市に取材した「田舎で無料のロングステイへようこそ|日本田舎の移住者が主催した『ゆるい移住』」(2019年)など、関係人口や移住促進の新しい動きを取材した記事も執筆している。
2020年1月には、台湾で初の単著となる『地方設計 -LOCAL DESIGN』(果力文化・刊)を出版。地域の魅力を引き出し、地域の価値を創出する日本各地のデザイナーを訪ね歩いて書き上げた320ページの労作となっており、現在は、続編の制作も進めている。
研究者としても精力的に論文執筆も進めており、学術誌への掲載論文(査読付き)としては、青木弘展氏、植田憲氏との共同執筆による「外国人留学生の関係人口における地域愛着と地域への行動に関する構造モデルの探索(The Exploring Structural Model on Place Attachment and Behavior to Local Community of “Relation Population” of International Students)」(アジアデザイン文化学会論文集第14巻、2020)などがある。
参加するには
会場
- ヒジノワ cafe&space
築120年以上の民家を改装し、土祭2009では展示会場としての利用。その後、地元有志により誕生したコミュニティカフェ&スペースです。
1日単位でのカフェ出店利用の他、コワーキングスペースやイベント開催などに利用可能なレンタルスペースとして、広く一般の方にご利用いただけます。
表現者・出演者紹介
蔡 奕屏ツァイ・イーピン
台湾台北出身。日本と台湾を繋ぐ書き手であり、ローカル系文化の研究者でもある。関心は、諸地域で営まれている工芸や農業の様子、まちづくりの在り方、そして、地域性が高いデザインを生み出す人々や、その仕事など。台湾大学ソーシャルワーク学部卒業、台湾芸術大学院工芸デザイン科を修了。現在は、千葉大学デザイン文化計画研究室博士後期課程に在学中。
*詳細は、上記本文をご参照ください。