プログラム

益子焼陶板アート|七つの伝統釉薬で彩る「笑い閻魔」

日程|
制作見学 10月15日[金]〜制作完了まで
公開 11/3[水|文化の日]
会場|
    益子駅前ポケットパーク

獨鈷山普門院西明寺|閻魔堂「笑い閻魔」(県指定文化財)


正徳4年(1714年)建立。西明寺の閻魔様の横には地蔵菩薩が立っておられます。閻魔は五七日本尊地蔵菩薩の化身とされています。どうして、お地蔵様が地獄にいるのでしょうか? いいえ違います。それは、地獄に落ちた人を救う為です。お地蔵様には「他人の為なら地獄にまで行く」という菩薩行を実践する人なのです。お地蔵様は決して怒らず、いつも笑みを浮かべています。

 

七つの伝統釉薬で彩る「笑い閻魔」について
       益子焼陶板アート|七つの伝統釉薬で彩る「笑い閻魔」ディレクター 藤原陶房 藤原郁三


 各地の市町村は、町おこしに必死で、そのためキャラクターを無理矢理作ったりしています。しかし、益子町は世界に誇る益子焼がある為、これまで無頓着で、他の市町村からも羨ましがられていました。ところが今、益子は観光地として厳しい状況にあり、その活性化のひとつには新しいキャラクターが必要ということで、西明寺の「笑閻魔」が見直されました。
 西明寺は、観光スポットとして、益子焼のエリアから少し離れており、それに宗教上の文化遺産であるため、これまでキャラクターに結び着いておりませんでした。しかし、笑っている閻魔様は大変珍しく、日本中どこにも存在しません。それだけでもキャラクターとして素晴らしい特質を持っているといえるでしょう。
 ついに益子の文化の中から真打ち登場!!しかも、地元に元々存在しているので、揺るぎない。
 それを益子焼の陶壁で制作することで、他の追随を許さない益子ならではのオリジナル性を持たせます。陶壁制作に当たってはキャラクターらしく、笑顔を発見できる仕掛けを作り、又、益子焼協同組合各窯元の協力で、益子焼の伝統釉で焼成しました。
末長く愛されるキャラクターになってほしいと願っています。               

■陶板制作風景


益子焼で使用される「七つの伝統釉薬」

■表現者紹介

 藤原陶房作品

㈲藤原陶房 WEBSITE   http://fujiwaratobo.com/top.html

 

 

「笑い閻魔」に会えます。『西明寺 』


益子町の郊外に位置する獨鈷山(とっこさん)。西明寺はその南斜面の中腹にあります。 正式名称は「獨鈷山普門院西明寺」。真言宗豊山派に属し、本尊は十一面観音菩薩。坂東巡礼第20番、下野第13番の札所でもあります。益子の西明寺は本堂厨子、三重塔、楼門の国指定重要文化財をはじめ、弘法大師堂、鐘桜堂、そしてユニークな「笑い閻魔」で親しまれている閻魔堂があります。

本堂厨子(国指定重要文化財)

本堂内の厨子は全唐様式、一間厨子宝形の造板葺きです。三手先斗栱で柱間にも斗拱を備えた詰組になっています。軒廻りは二軒の扇垂木で特に茅負の反りは美しく、裏甲、屋根の目板打は三重塔と同じ技法によるもので、木鼻の渦紋は楼門の頭貫によく似ています。外部は黒漆塗り。柱上部の金欄巻や唐戸の菱形も特殊な技術が施されています。
厨子の内部柱には応永元年(1394)と記された墨書があります。
本堂内陣には聖観音菩薩、馬頭観音菩薩、千手観音菩薩、延命観音菩薩、如意輪観音菩薩、勢至菩薩――――いづれも鎌倉時代に作られた仏像が一堂に安置されています。木彫群は県指定文化財。

三重塔(国指定重要文化財)

和様、折衷様、唐様の三様式。三間三重塔婆、目板打の板屋根銅板葺きです。初層二層は和様尾垂木で、軒廻りは初層繁垂木、二層三層は扇垂木。隅木は初層のみ和様、他は唐様になっており、その手法は優美でそれぞれの建築様式の特徴をよく発揮しています。目板打の屋根は軒の出が深く、きつい勾配や反りにもかかわらずバランスのとれた安定感があります。
塔はあらゆる人をあまねく等しく受け入れる、仏の智慧のシンボルでもあります。心柱名には天文6年の墨書。

楼門(国指定重要文化財)

純唐様式。三間一戸楼門入母屋造の茅葺きです。礎盤の上に立てられた柱は32角造りで左右の側室は前後に区切られ、前室金剛柵の中に阿形(右)と吽形(左)の仁王(金剛力士)像が配置されています。
また、背面腰組下の蟇股の形態は特異で、彫刻手法による細部の精巧な模様絵が美しく、柱間を飾る中備(箕束)、勾欄の唐様三手先斗拱、頭貫木鼻の繰形彫刻は特色ある渦形文様で、室町時代の特徴をよく表わしています。

閻魔堂

寄棟造り、茅葺きで正面三間に蔀戸をつけた簡素な建造物です。堂内には閻魔大王、善童子、悪童子、奪衣婆、地蔵尊の五体の仏像が並んでいます。その彫刻手法は大胆にして精美。面相はその仏の様相を表現しており、納衣の線などはまさに流麗と言えるでしょう。

 獨鈷山(高舘山)

益子は気候的に温暖な地域と寒冷な地域との境目にあると言われ、その特徴が植物にも現れています。獨鋸山にも、暖温帯性植物シイの木と、冷温帯樹木の代表であるブナが自生・共存しています。そして、この山は植物だけでなく昆虫や、野鳥についても興味深い観察ができます。本堂から権現平、高舘山の山頂につづく道は、ハイキングコースとしても楽しめます。
また寺の敷地内にも、天然記念物のコウヤマキやシイの大木が茂り、幹が四方形のめづらしい「四角竹」が群生しています。

   

普門院「西明寺」WEBSITE http://fumon.jp/

 

会場

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