ワークショップレポ|藍染工房で作るスペシャルな泥団子
茅葺き屋根が素敵な、日下田藍染工房で
今回の土祭では、光る泥団子作りのワークショップが3日間開かれましたが、
そのうちの10月31日の回は、城内坂の日下田藍染工房の和室で作る、特別なスタイルで開かれました。しかも、お部屋の広さの関係で、2回行われた各回5名でのワークショップでした。
様子を見学させていただきました。
日下田(ひげた)藍染工房は、益子・城内坂の入り口にある、『紺屋』です。
(諺にある、「紺屋のしろばかま」でおなじみ!)。
甕(かめ)を使用した伝統的な手法で蓼藍(たであい)を元にした染色液を作り、
それに糸や布を染めて製品として販売しています。
光る泥団子ワークショップで使用している『沈殿藍』は、
日下田藍染工房で作ってもらった乾燥した粉状の藍ですが、
甕を使って発酵させて作る染色液とは別の手法で、特別に用意してもらったものだそうです。
▲これが蓼藍。日下田さんのお庭にて(10月中旬撮影)。
参加者の多くは子どもたち
本ワークショップを運営している『ツチカラ』のスタッフが、参加者に優しく作り方を教えてくれます。作り方については、こちらの記事をご覧いただけるとわかりやすいかと思います。
http://hijisai.jp/blog/2021hijisai/ceramic_art_handicraft/11785/
▲縁側で泥団子の表面を磨く参加者
こちらのご兄弟は、「お母さんにワークショップの開催を教えてもらって、楽しそうだったから参加しました。」とのことです。
今回の感想を聞いてみると…
「磨くのが楽しかった!玄関に飾りたいです。」
と答えてくれました。
スペシャルな泥団子パワーで、良い運がたくさん入ってきそうですね!
ましこ☆光る泥団子 teamツチカラ https://hikaru-dorodango-mashiko.jimdofree.com
(土祭2021レポーター 橋口奈津子)