感性の土壌「七つの神社を巡る」八幡神社(山本)- 生井 亮司
- 八幡神社(山本)
テーマ
中間に生成する
コンセプト/作品プラン
世界と私のあいだに生成するかたち。
そうしたかたちはどのようしたら生成することができるのだろうかと考えています。
今回の展示では、そんな世界と私あるいは私たちのあいだにあるかたちを、そっと置かせていただきたいと思います。
注意事項
パスポート(土祭2021コレクションファイル500円(税込))の提示が必要です。※中学生以下は不要です。
会場
- 八幡神社(山本)
建造の記録は残されていないが、古老によれば、永正年間(1504~1521)に笠間氏の家臣高塩伊勢守が建立したと伝わる神社である。本殿は八幡造、間口1間、奥行1間、拝殿は間口6間、奥行4間で、万治元年(1658)に社殿が再建されたという。拝殿の格天井に一枚一枚日本画で桔梗、牡丹などが描かれており丁寧な仕事がうかがえる建物である。毎年11月の境内社鹿島神社の祭礼では、拝殿で太々神楽が奉納される。(益子町公式ホームページ「益子町の文化財」より転載)
◎指定駐車場は光明寺(栃木県芳賀郡益子町山本1146)
◎指定駐車場以外への駐車はご遠慮ください。
表現者・出演者紹介

生井 亮司Ryoji Namai
1974 年 栃木県小山市生まれ。
東京藝術大学大学院博士課程修了 博士(美術)。
専門は彫刻制作と美術教育研究。
近年は京都学派の表現論を参照点に美術制作の人間形成的意義について研究を進めている。とりわけ美術制作における「触れること」と身体性に着目している。また美術教育の世界的潮流であるArts based Researchの研究も行っている。
土祭には2009年の第1回から参加している。
今回の展示では場所のリサーチから制作までをイメージとテキストによるドキュメントとして提示するとともに、乾漆による彫刻作品の展示を行う予定である。