レポーター養成プロジェクト|レポーター紹介:橋口奈津子さん

土祭2021の期間中、地域のことや、ここで発表・共有されるさまざまな文化や地域づくりの活動、秋のメイン期間に町内のさまざまな場所で展開されるアート作品やアートプロジェクトのことを、みなさまにお伝えしていく、土祭2021の住民レポーターの皆さん。
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初取材と記事アップのタイミングで、レポーターをお一人ずつ紹介していきます。今回は、6月27日に開催されたウィンドウアート制作のワークショップレポートをアップしてくれた橋口奈津子さんを、レポーター仲間でもある横溝夕子さんが紹介します! 3月から4月にかけて開催したワークショップ形式の「養成講座」。その課題のひとつ「他己紹介ワークショップ 」で取り組み、作成した紹介記事です。
(広報ディレクター|LLP風景社 簑田理香)
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△もうすぐ4ヶ月になる第2子と。ウィンドウアート制作の取材の傍ら、下絵づくりにも参加。
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橋口奈津子さんに初めてお会いした時、とても驚いた。
奈津子さんが、「もうすぐ2人目の予定日です」とさらっと話したので。

きっと自分も周りも大変だろうと私だったら思う時期に
土祭のレポーターに参加するとは、何てエネルギーの持ち主だろうと驚いた。
2人分、いやそれ以上のパワーを秘めているのでは、と。

そんな彼女のモットーを聴いて更に驚いた。

「私は日々を7割の力を目指して生きている」というのだ。

私から見ればもう充分にパワフルに感じるが、
「いつも百点を取ろうとすると、やる気のない時は苦しくなるから」と話す。

「昔から環境に優しい事、サステナブルな考えや思想に興味はあるけれど、
いざやってみると続けるのが難しい。手を抜ける所は抜こうと思っている」と。

飾らない答えに正直な本当の彼女が見えた気がした。
自分にきちんと向き合って、全てを受け容れて生かす、
まさに母の様な懐の深さを感じる。

実際の彼女もまだ小さな子を持つ母で、
田んぼの畦道など、散歩をしている時に見える里山の風景が好きだと言う。
日常の益子の景色を知っているからこその視点で土祭においての非日常をどう感じるのか。 

ブレずにたおやかに生きている彼女が、
どんな風に陶芸、アート、食、住民のプロジェクト等のプログラムを伝えてくれるのか
非常に楽しみである。

「未知の日常」、既にあるかもしれない益子の魅力を
再発見する喜びを分かち合える予感がする。

(土祭2021レポーター 横溝夕子  写真・簑田理香)

 

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