13 「懐かしき日、桃源郷益子」

13 写真と道具の展示|陶庫石蔵ギャラリー|城内坂・藍の道 土と月のエリア

「懐かしき日、桃源郷益子」

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町内のご家庭から大切な写真や暮らしの中で使われていた道具をお借りして
「懐かしき日、桃源郷益子」と題した展示を行います。
大正時代、まだ浅い春の日、木造の学び舎の前。
先生も生徒もみんなが凛々しい表情で並んだ卒業写真。
昭和初期の益子の町並み。祭の日。
ろくろをひく。原土の荷を馬に引かせて通りを行く。窯の薪を運ぶ・・・。陶の里の原風景。
そして、1枚ごとに綴られる物語。
今と、これからを考える手がかりとして、大谷石の蔵ギャラリーに桃源郷が浮かび上がります。
■会期中は毎日オープン 10:00~17:00

  • 道祖土地区

道祖土地区 磯部浩さん提供。「昭和十年 成形大会 町立試験場」の文字が見える。

会場:陶庫石蔵

  • トイレ
  • 陶庫石蔵

もとの蔵の材料を再利用して、昭和7年(1932)に再建されました。
基礎が大谷石で上半分は土でできた蔵でしたが、再建の際に、
新しい柱と大谷石を付け足し、現在の形になりました。
天井の梁には「天長地久紀元二千五百九十二年」と、あまり見慣れない言葉が記されています。
会場では、是非ここで上を見上げて探してみてください。
“天は長く地は久し”と読み、“紀元”とは太平洋戦争前からその最中に用いられた紀年法で、
ここに再建された昭和7年を表しています。
かつては肥料屋を営んでいた塚本家の生活用品や保存食、資材を置くための蔵でしたが、
現在ではギャラリーとして利用されています。

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