12月の土祭広場より

今年最後の1日。みなさまはどうおすごしですか?
益子ではあいにくの曇り空。除夜の鐘が星空に響くことはなさそうですが、
明日にはまた、晴れそうです。

今年9月の前土祭にあわせて、東北芸術工科大学建築環境デザイン学科・田賀陽介研究室のみなさんと
土祭広場に作った粗朶柵、町の人たちの日々になじんできています。
その粗朶柵に動物のふさふさの尾のような植物がかけられていますが、さてこれはなんでしょうか。

 

答えは、広場のわきを流れる百目鬼川をきれいにする会のみなさんが、川掃除のかたわらで

広場に植えて育てている箒草(ほうきぐさ)を干しているところ。

今年の冬も、この箒草を刈り取っての箒作りが、土祭広場で行われました。


粗朶柵と…

いろり場を使って、干して乾燥させていた、ほうき草の種を、はたいて、クシを使って、とっています。

参加の子供たちもいたのですが、すでにこのとき、水路の生き物に夢中になっているようでしたよ。

 

そして、12月17日には夜半から明け方にかけて降った雪がうっすらとかかり、
粗朶柵はとてもきれいな情景で町にとけこんでいました。

新しい年は、3回目の「土祭」の年。
またこの広場で、たくさんの出会いがありますように。
よい新年をお迎えください。 (土祭事務局 簑田)

写真提供|土祭風土形成ディレクター 廣瀬俊介

 

 

 

 

 

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