感性の土壌「七つの神社を巡る」太平神社- 中﨑 透
- 太平神社
タイトル
Vessel of Light/ひかりのうつわ
コンセプト/作品プラン
正直なことを言うと迷走している、やりたいことがたくさんあって散り散りとしている。学生時代に陶芸のサークルに入っていて、無駄に長く学校にいたりしたので10年くらい片手間で土に触っていた。その頃の友人たちが結構たくさん陶芸家になっていて、益子にも何人も住んでいたりするので今でもよく足を運んでいる。普段は看板をモチーフにした作品だったりライトボックスを使った作品をよく制作していて、今回は土の素材とライトボックスを組み合わせようなインスタレーション作品にしようかなと考えている。窯の煙突なんかの形もいいなあ、とか、タイルや瓦なんかも作ってみたいなあ、とか、磁器もやりたいし原土を掘ったりもしたいし、機会があったら薪窯なんかも焚きたいなあ、などなど、妄想は膨らみつつ、時間も場所も限りもあるし、手を動かしながら絞られてきっといい塩梅に落ち着いてくれるんじゃないかと思ってたりします。
注意事項
パスポート(土祭2021コレクションファイル500円(税込))の提示が必要です。※中学生以下は不要です。
会場
- 太平神社
山本城高塩伊勢守が大永二(1522)年三月に創建した。山本城落城後は、306町村に迎えられ、毎年神輿の渡御など盛大に斎行され、五穀豊穣・嵐除けの祈願が行われていた。この祭りは、明治維新の際に中止された。昭和五七年に地元の青年会(現・氏子青年会)が中心となり、境内周辺山林に七千株ものあじさいを植栽した。(栃木県神社誌より転載)
◎指定駐車場は田町屋台展示場(グーグルマップで「田町屋台展示場」と検索すれば表示されます。)
◎指定駐車場以外への駐車はご遠慮ください。
表現者・出演者紹介
中﨑 透Tohru Nakazaki
1976年茨城生まれ。美術家。
水戸市を拠点に活動。
看板をモチーフとした作品をはじめ、形式を特定せず制作を展開している。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成。2007年末より「遊戯室(中崎透+遠藤水城)」を設立。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。
器が好きで益子にはよく足を運んでいる。今後の予定は4月にsalon cojica(札幌)にて個展を開催。「房総里山芸術祭いちはらアート×ミックス2020+」参加予定。