感性の土壌「七つの神社を巡る」綱神社- 古川 潤
- 綱神社
タイトル
~谷向こうの記憶~
コンセプト/作品プラン
綱神社の成り立ちと所縁のある土佐や、境内にある大倉神社、大羽の歴史などに想いを馳せ、制作にあたりたいと考えています。
また私自身のこれまでの土祭参加作品なども振り返りつつ、この期間に綱神社を訪れた人々に時間の流れや広がりをイメージしていただけると嬉しいです。
注意事項
パスポート(土祭2021コレクションファイル500円(税込))の提示が必要です。※中学生以下は不要です。
会場
- 綱神社
建久5年(1194)創建された神社で、現社殿は大永年間(1521~1528)に建立された三間社流造り茅葺きの建造物である。本殿身舎側面一間、正面三間、前面に三間の向拝を設ける。身舎内は円柱、内部は十六角柱、向拝は面取角柱、柱下に土台を廻している。斗拱は三斗組で両端は連三斗組、桁行の出組に皿斗を設け、大斗との高さを調整している。懸魚、向拝中柱上部の手挾、木鼻等素朴で雄健の風を示し、意匠技法とも室町時代の特色をよく表している。(益子町公式ホームページ「益子町の文化財」より転載)
表現者・出演者紹介
古川 潤Jun Furukawa
1967年生まれ。1991年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
木彫を中心に制作・発表を行う。土祭には初回から参加し、第2回よりアート作品を発表している。今回の発表場所となる綱神社は自身の育った大羽地区にあり、今回は神社や地域の歴史にまつわる内容を絡めた作品を制作する。