感性の土壌「七つの神社を巡る」御霊神社- 浅田 恵美子
- 御霊神社
タイトル
軸=心木
コンセプト/作品プラン
御霊神社の参道に入って行くと、最初に目にしたのが堂々たる木々に圧倒され、そして静かに建つ本殿に参拝すると、時を感じます。
先人たちが流動的に変化する日々を歩んできた道のりを車輪(モチーフ)で、時間の経過を表現します。
素材として、陶と鉄の組み合わせで、何台かの車輪を制作し、木立の中に設置します。
轍を際立たせて繋げていきます。
注意事項
パスポート(土祭2021コレクションファイル500円(税込))の提示が必要です。※中学生以下は不要です。
会場
- 御霊神社
社伝によれば、創建は12代景行天皇の御世と伝えられ、初め東国鎮護のために建立されたと考えられる。平安時代後期、鎌倉権五郎平景政公、源義家に従い奥州下向の際、当地に宿陣、武運長久を祈願、「奥州後三年記」に見られるように後三年の役に功名を挙げた景政公の勇名は、鎌倉武士の誇りとなった。景政公遠裔、梶原平三景時、当国に領地を得るにより武勇の誉れ高くひととなりに秀でた祖先景政の霊を合祀、社名を御霊権現と改称、別当を置き景政寺と命名、春秋の祭典を執行、梶原氏滅亡の後は景政12代裔孫大沢治郎左衛門景勝、当社を崇敬代々の祈願所とした。(御霊神社 境内石碑より転載)
表現者・出演者紹介
浅田 恵美子Emiko Asada
1953年京都に生まれ。1978年~益子を拠点に国内外にて展示、ワークショップ、研修を行う。
Clay studio 2795 開設。存在/距離(スパイラルガーデン東京)京都野外陶芸展 千年の扉(栃木県立美術館) 栃木に潜む力(益子陶芸美術館)2021年宇都宮市民芸術祭賛助出品。
変化していく人間社会の中,淡々と繰り返す自然の力を尊く思い、作品制作につなげていきたい。