ウィンドウアート・レポ|第一弾の制作に参加してきました!

みなさん、こんにちは。土祭2021の住民レポーターの金敷です!  4/23に“道の駅ましこ”で、小野優子さんが制作する『ウィンドウアートプロジェクト』に参加してきました。

制作者・小野優子さんについて

小野さんは益子在住のアーティストで、焼き物の絵付けはもちろん、油絵、水墨画、水彩画など、さまざまなジャンルの創作活動をされています。

幅広く活動されているので、小さい頃からずっと絵を描かれているかと思いきや、絵を本格的に描き始めたのは、家政系の大学に通っていた20歳頃からだそうです。

「なにか創作活動をやりたい!」と思ったことがきっかけで、関西美術院、神戸芸術学林、瀬戸窯業高校陶芸専攻科など数々の学校で技術を磨いてきた小野さん。

「いつから始めても遅くはないのよ、大切なことは続けることと、自分で楽しく練習すること」

「めちゃくちゃでもいいのよ、なにも学ばなくてもよろしい!」

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インタビューの時に出てきた小野さんの言葉たちに、勇気をもらった私です。
「なにかやりたい」と思っている方、いまからでも遅くないそうですよ!

 

Let’sウィンドウアートプロジェクト

さて、ここでウィンドウアートとは?と思う方もいらっしゃると思います。

ウィンドウアートとはその名の通り、窓に描く作品のことを指します!(ひねりがなくてごめんなさい、笑)
今回使用した画材はkitpas(キットパス)という、ガラスに描けるクレヨンのようなもの。色を混ぜたり、こすったり、削ったり…さまざまな表現をすることができる優れものです。

迷いのない筆の動きで、ものの10分ほどで下書きを終えた小野さん。のびのびとした筆の運びに、ただただ圧倒されました…。
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その後は、サポートに集まった方や、飛び入り参加の方で色塗り作業を行いました。レポーターの私も挑戦! 色塗りをしたことは中学の美術の授業以来でしたが、気がついたら夢中になっていました…家の窓ガラスでも挑戦してみようかな、笑。

たまたまお母さんと買い物に来ていて、飛び入りで参加した1歳のお子さんも本当に上手に塗っていて、誰でも楽しめるプロジェクトだと感じました! どういうひとが塗ったのかな…?と想像しながら見てみてくださいね。

今回の作品のテーマは、童話『長くつ下のピッピ』のテイストを取り入れ、小野さんが焼き物風にアレンジをしたもの。カラフルで躍動感のある、元気をもらえるような作品になりました。

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完成!「焼きものを運ぶピッピ」小野優子
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透明な“窓”に広がる大きな作品は、ポスターや看板よりも現場の雰囲気に調和していて、自然と作品の世界に溶け込める印象を受けました。

建物の内から外、外から内…見る面を変えることで、力強い質感を感じたり、なめらかな色の重なりを感じたりすることができるのもウィンドウアートの魅力。
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近くにお越しの際は、道の駅ましこ、正面入り口にある小野優子さんの作品を見て、カラフルな世界に溶け込んでみてくださいね。

また、土祭では他の制作者さんによるウィンドウアートも予定されています!今後の作品にも期待です。
(土祭2021レポーター 金敷奈穂)

 

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