城内地区で「おもてなしの場」制作中!
陶器販売店が立ち並び、焼き物の町・益子を象徴する城内坂。
先日、その路地裏に、切り出されたたくさんの竹が現れました。
竹を使ってつくろうとしているのは?
現場に置いてあったこの模型は、真岡工業高校の先生と生徒が制作したもの。
何やら建築物をつくるようですが、気になるのは左側にある丸みを帯びた物体。
いったい何の形でしょうか?
そう、実は「土瓶」の形です。
城内地区では「地域プロジェクト」の一環で、土祭にご来場の方をおもてなしする場として、真岡工業高校有志の協力を得て簡単な茶室と休憩スペースをつくる企画を進めています。
題して「土に還る『茶室』」。
つくり上げるプロセスを通して日本の文化と「益子のこころ」を未来に繋ぐとともに、祭りが終わると跡形もなくなるものとして、益子焼の代表的な製品の一つである「山水土瓶」の形の茶室を、竹を使って制作しています。
この日は、5名の高校生が大活躍。
その姿に触発されたのか、最初は見守っていた地元の方々も、自ら道具を手にして作業に加わり始めました。
土祭会期中には、お茶のおもてなしも実施予定。
日時など、詳しくは決まり次第お知らせします!
(土祭事務局 今井)