【特集】歩いて巡る益子地区
会期中、遠方からも多くの方が訪れる土祭2018、電車やバスでお越しの際は歩いて会場を巡る方も多い事と思います。そんな方々の為に、益子地区(益子駅から益子の森まで)を歩いてアート展示などを巡るルートをご案内致します。実際にスタッフが歩いて、「ここから、ここまで、時間これくらい」といった目安時間もサポート。会場を巡る際の予定作りのご参考になればと存じます。
▼スタート地点の「真岡鐵道 益子駅」益子観光協会があり、レンタサイクルを借りる事もできます。
▼山崎電気と益子タクシーの間の道を入ります。
▼本通りに出たら、本通りを道なりに進みます。
▼通りを歩くと、すぐ右手前方部分に昔の益子のビルボードがあります。
益子駅から徒歩5分、ヒジノワに到着。
▼築100年を誇る建物です。土祭2009でリノベーションが施され、現在は日替わりのカフェ出店や、イベントで利用されています。土祭2018では、展示会場としての利用はありませんが、町民主催による展示イベントがあります。
▼ヒジノワから通りを少し戻って「新町屋台パーク」の脇道を入ります。
▼「止まれ」の標識が見えたら、左折。
ヒジノワから徒歩3分、Pejite(ペジテ)に到着。
▼築60年の倉庫を改装して出来た、服飾雑貨・古家具・器などを扱うお店です。土祭2018では、関連イベントとして「【土と人】『食』 ~オーガニックヴィーガン・プレートランチ~」が9/22[土]に開催されます。
▼Pejiteを出て少し歩くと、「肉の田口」が見えてきます。「肉の田口」が見えたら、左折します。
▼正面に「鹿島神社(かしまじんじゃ)」が見えてきます。通りに出たら、右折します。
▼通りを歩いていくと、左手に「添谷書店」。最初のアート展示会場はすぐそこです。
Pejiteから徒歩5分、元むらた民芸店に到着
▼「元むらた民芸店」では、藤原彩人氏によるアート作品「VASE - 空を抱える像もしくは器 -」が、展示されています。
▼「元むらた民芸店」を出て城内坂方向へ。S字カーブを通りすぎて、道なりに進みます。
▼次の展示会場となる「内町工場」へ向かう道すがら、通り沿い左手に「民芸店ましこ」があります。
元むらた民芸店より徒歩3分、内町工場に到着。
▼「内町工場 裏」では、生井亮司氏によるアート作品「生成変容するかたち」が展示されています。また、9/23[日]には関連企画として「ワークショップ|内町哲学カフェ(hijisai)」が開催されます。普段から開店している店舗では、古家具・古道具・古書などを扱っており、アンティークなモノ好きにはたまらない店舗の一つです。
▼内町工場を出てすぐのところに「赤羽まんぢう」があります。ここで饅頭を買って、食べ歩きをするのも、よいものです。(火曜定休日)
▼赤羽まんぢうを通りすぎると、通り右手側に「黒百合美容室」があります。黒百合美容室の脇道を入っていきます。
▼道なりに進んでいくと、視界が開けて里山の風景が目に飛び込んできます。こういった景色の変化を楽しむのも、町歩きの楽しみの一つですね。
▼右手に池がある場所を直進し、少し歩いて右手側の小高い場所に建つ平屋の建物が、次のアート展示の会場です。
内町工場より徒歩12分、旧民宿ときに到着。
▼「旧民宿とき」では、仲田智氏によるアート作品「センドロ デジタルバージョン2.0」を展示しています。その他、9/24[月・祝]には「ワークショップ|光る泥団子作り 旧民宿とき」が実施されます。
▼元来た道を引き返して、通りに出たら、右折して進みます。ENEOSが目印です。
「旧民宿とき」より徒歩12分、総合案内所に到着。
▼総合案内所では各種案内の他、ガイドブック(1,000円)・益子土祭バッジ(500円)・土祭2018Tシャツ(2,000円)の販売があります。プログラム「昔の益子探し」の回答用紙の配布・答え合わせも総合案内所にて承ります。
アート展示「The axis of the land 土の軸」を観るには?
船越 雅代氏によるアート作品「The axis of the land 土の軸」の展示会場「西明寺コウホネ田んぼ」へは、残念ながら徒歩での移動はオススメできません。(益子地区のメイン会場となる城内坂・益子本通りからとても離れたところにあり、移動に時間がかかるからです。)
もし、移動手段にお困りのようでしたら、ぜひレンタサイクルをご利用下さい。
益子地区では、益子駅または、総合案内所近くの「エビコーサイクル」にて貸し出し可能です。
益子巡りに戻ります!
▼総合案内所を出たら、城内坂を登っていきます。
▼城内坂の入り口左手には「日下田藍染工房」があります。こちらでは9/23[日]に「ワークショップ|光る泥団子作り」が開催されます。
総合案内所より徒歩8分、城内坂大階段に到着。
▼城内坂を登っていくと、右手に「城内坂大階段」が見えてきます。こちらではNPO法人MCAAによるアート作品「増殖する陶ジャ Re(リ)」が展示されています。
▼城内坂をそのまま道なりに進んでいくと、左手に大狸でおなじみの「益子焼窯元共販センター」が見えてきます。とりあえず、共販センターには入らずに、道なりに進んでいきます。
城内坂大階段より徒歩5分、MCAA 6 Galleryに到着。
▼「MCAA 6 gallery」では、douglas black(ダグラス ブラック)氏によるアート作品「Remember the Future」が展示されております。
MCAA 6 Galleryより徒歩2分、見目陶苑に到着。
▼「MCAA 6 Gallery」の前の道をそのまま進むと、右手に「見目陶苑」に見えてきます。写真中央の「土空間」では、KINTA(キンタ)氏によるアート作品「益子の土による益子の心象風景」が展示されています。
▼見目陶苑の同じ敷地内には「KENMOKU Cafe」があり、こちらでは土祭会期中(9/15〜30)「土祭食堂」が開店中です。※9/25[火]のみ、お休みになります。会期中、3組の出店者が入れ替わりで出店する飲食店になります。
▼通りを少し戻って、MCAA 6 Gallery 建物脇の小道を入っていきます。
▼小道を抜けると、共販センターの正面に出ます。写真中央に見える建物の中を通り抜け、建物の裏側に抜けましょう。
▼共販センターの建物を抜けて左に曲がると、すぐに陶芸メッセ・益子の入り口が見えてきます。
▼坂道を登って、こちらの建物をくぐり抜けます。道なりに進むと、アート展示会場となる「旧濱田邸」が見えてきます。
見目陶苑より徒歩5分、陶芸メッセ・益子(旧濱田邸)に到着。
▼こちらでは、下記3名のアーティストの作品を観る事ができます。
▼旧濱田邸の門を出たら、すぐ右手に見える坂道を下っていきます。
▼坂道を下ると、「コッペパンが美味しい」と人気のパン屋「えみぱん」が左手に出てきます。えみぱんの前の道を進んでいきます。
▼左手に見えるガラス工房の脇を通り抜け、橋を渡り、つきあたりを右折します。
▼つきあたり正面に「炉庵(ろあん)」が見えてきますので、こちらを右折し、通り沿いに進みます。
▼通りを道なりに進んでいくと右手に「益子陶芸村」が見えてきます。
陶芸メッセ・益子(旧濱田邸)より徒歩10分、益子陶芸村に到着
▼益子陶芸村の敷地内の一角に展示会場があります。こちらでは鈴木 昭男氏によるアート作品「日向ぼっこの空間/アーカイブ」が展示されています。
▼益子陶芸村の敷地内にある「カフェ&スペース イチトニブンノイチ」。こちらでは関連企画となる「円通寺 成井窯展」が開催中です。※会期は9/24[月・祝]までとなります。
▼同じく益子陶芸村敷地内にある「Art into life」。過日開催された関連企画「サウンドパフォーマンス&トークショー 鈴木昭男×川崎義博」の会場になりました。
▼益子陶芸村を出て通りを右手方向に進んでいきます。
▼通りの左手に見えてくる「陶房日向」脇の小道を入っていきます。
益子陶芸村から徒歩5分、濱田庄司記念益子参考館に到着。
▼益子参考館では、関連企画として、9/28[金]・29[土]に「書道ワークショップ「筆にまかせて」 濱田庄司没後40周年企画」が、開催されます。
▼益子参考館を出たら、左手に見える駐車場の前を、道なりに進みます。
▼道祖土(さやど)交差点に出ます。左手に「つかもと広場」を眺めながら、直進します。
▼通りの左手に「Antiques 古道具屋」が見えてきますので、その脇道を入っていきます。
▼道なりに進んでいくと、写真のような交差点に出ます。写真右手に見える青い標識の脇を抜ける感じで、進んでいきます。
▼通りの左手に「佳乃や(かのや)」が見えてきます。入り口はもう少し先です。
濱田庄司記念益子参考館より徒歩15分、「佳乃や(かのや)」に到着。
▼「佳乃や(かのや)」では土祭会期中(9/15〜30)、関連企画として「【展覧会】「土にこだわる」四人展」を開催しています。
佳乃やを後にして、写真手前方向に進んでいきます。
▼写真の場所(小峰窯 駐車場の端)は左手方向に進んでいきます。写真には写っていないですが、左手にマンションが見えます。
▼通りを道なりに進んでいくと、左手にstarnet(スターネット)が見えてきます。
▼通りの右手には須田ヶ池(すだがいけ)があります。
▼突き当たりを右折し、道なりに進んでいきます。
▼道なりに進んでいくと、「長谷川陶苑」が右手に見えてきます。
▼そのまま進むと、「益子の森」「フォレスト益子」の看板と共に「土祭」の旗が。この右手側が坂道になっています。
▼この坂道を登っていきます。
佳乃や(かのや)から徒歩10分、最終目的地「益子の森 ひだまり広場」に到着!
▼「益子の森 ひだまり広場」では土祭会期中(9/15〜30)の土日祝に「手仕事村」を開催します。手仕事村会期中は出店者が日替わりで各々の手仕事品の販売があり、ワークショップも大充実。詳細はこちら。9/23[日]・24[月・祝]には子供達が大はしゃぎの「原土プロジェクト」も。
また、忘れてはならないのがアート展示。益子の森には古川 潤氏によるアート作品「そにどりの森」の展示があります。
行きはいいけど、帰りはどうするの?
さて、ここまで土祭2018益子地区の巡り方をご紹介してきましたが、益子駅から益子の森まで、なかなか長い道のりです。「疲れてしまって、帰りは歩けないのではないか」そんな心配をする方も、もちろんいらっしゃるかと思います。が、大丈夫です。そんな皆様の為に、無料シャトルバスがあります!
土祭2018会期中(9/15〜30)は、無料シャトルバスが、会場内を巡回しています。こちらのバスに乗れば、益子駅まで歩く事なく戻れます。※時刻表など、詳細はこちら。
以上、「益子地区を歩いて巡る」でした。ご拝読ありがとうございました。