土祭2015アルバム|まちなか映画館 太平座

のれんをくぐると、まちのなかの小さな映画館。

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……
企画概要

かつて益子にあり「映画を見に行く」という行為を通して
町の社交場ともなっていた「まちなかの映画館」を会期中に旧市街地に出現させ、
さまざまな映画・映像作品を見て「識る」場、そして、町内外の人の交流を「結ぶ」場をつくる。
……
この文は、土祭2015「個別企画09 まちなか映画館 太平座 企画書」からの抜粋です。
今回のアルバムでは、構想、準備、そして会期中の様子を振り返ります。

 *うまれたわけ

2014年の6月から、町内各地で風土・風景を読み解くプロジェクトの聞き取りを進めると、年配のみなさんが目を輝かせて、語ってくださることの共通項がみえてきました。「昔の川には、こんな魚や生き物がいた!」ということと「近所で旅回りの一座の芝居や映画を観に行く場所があって、そこにいくと親戚も友達も集まっていて…」という思い出です。
興行師が木戸銭をとり映画を掛ける家があったこと(上大羽地区)、農村歌舞伎舞台を力をあわせてつくり旅回りの一座を呼んでいたこと(山本地区)、歩いて行けるまちなかに仮説や常設の映画館があったこと(七井・田町地区)…、娯楽もテレビもない時代、多くの人がひとつところに集い、観て笑って語り合う時間を共有する日々の記憶。
土祭では、演奏会と夕焼けバーを開く「土祭広場」を、そのような集いの場と考えていますが、3回目の土祭では、映画をまんなかにおいて人や地域を「結ぶ」場も作れないか?という発想から始まったのが、<土祭の会期中に、人が集まる「まちなかの映画館」を創出する>というプロジェクトでした。

*土祭から生まれたヒジノワを会場に

新月から満月の間だけ出現する映画館をどこにつくるか。
それはどちらかというと、今振り返ると「会場の方から呼ばれた」ようにも思います。初回、2回目の「作品の展示会場」となった、ヒジノワ。今回は「アートの展示ではない」と早くから考えていました。ふたたび、企画書から抜粋します。

……
会場選定の意図

2009年の土祭で、築100年の空き家を改修し、その後、有志メンバーが「また空き家に戻すのはもったいない、人が集う場として活用したい」と、ボランティアで企画運営している「ヒジノワ」。一度空き家になって再び「集う場」になった(しかしこの1年は中心メンバーも多忙につき活動が停滞気味になっている)空間に、時代の流れとともに消失した「集う場」を土祭の会期中に作り出すことで、また新しい動きへと繋げたい。
……

*企画興行師は、町の人々を中心に

上映する映画を誰が決め、どんな演出や場作りをするか、それはもちろん町の方たちの力で楽しみながら(忙しい思いで苦しみながら?)進めていきましょう、と、これまでに映画の自主上映会を企画した方、自主制作で映画制作を進めている方、祭の記録を撮っている方やその映像化を考えている方などを中心に企画者となっていただき、16日間の組み立てを行っていきました。

企画興行師のみなさんや上映作品のラインナップ、
関連するトークのゲストなどの紹介は →こちらで

また、初夏の頃には、企画にお名前を借りた、50年前に閉館した「太平座」で映写技師をしていた方や経営者のご家族の方などからお話を伺う場ももうけました。

中学卒業後に太平座で働き始め、国家資格をとり映写技師として益子と近辺の町で
「映画で集う場」を作り続けてきた石原賢さん。
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企画興行師チームで都合のつく方10名でヒジノワに集まり、当時の館内の雰囲気や技術的なことなど貴重なお話をたくさんうかがいました。その内容は、ガイドブック『土祭という旅へ』のコラムでもご紹介しています。
 
経営者のご家族宅の倉庫の柳行李の中には開館当時のポスターがたくさん!
一部をお借りし裏打ちして上映室の壁に展示しました。(写真は会期中の様子)
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*会期中のご報告〜アフタートークを大切に

まちのなかの小さな映画館としては、映画を観た後に制作者のお話を聞いたり、お茶をしながら友人と感想を語り合える時間を大切にしたい。各企画チームのみなさんは、監督をお呼びしてのアフタートークや対談、テーマに即した座談やトークセッション、それからヒジノワカフェにゲスト出店を招いての連動企画など、趣向をこらしました。

『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』藤井光監督を招いてのアフタートーク。
映画を見てお話を聞くことでさらに広がり深まる思いがありました。聞き手は小野悦子さん。
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『渦潮』『渦汐』川本直人監督と座談。聞き手は『ハトを、飛ばす』の町田泰彦さん
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映画企画と連動してカフェ出店の道食堂121チームは、東北芸工大田賀陽介研究室。
大学のある山形は益子と国道121で繋がっています。その沿線の食材で丁寧に作り込まれたメニューは大好評でした。
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インドの寺院で500年も続く「毎日10万食のカレーを誰に対しても無料で提供」する食堂を描いた『聖なる食卓』。上映時には、主催者のみなさんもターバン姿でカレーランチを提供。
(「無料ですか?」というツッコミもあったとかなかったとか)
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ドイツの出版社を追うドキュメント『世界でいちばん美しい本をつくる男 シュタイデルとの旅』を企画上映してくださったチームは、上映後に「映画のある場所 本のある場所」をテーマに来場のみなさんと一体となったトークショーを。右から編集者の南陀楼綾繁さん、益子ハナメガネ商会のマスダモモエさん、コミュニティシネマセンター事務局長の岩崎ゆう子さん。

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まちなか映画館の企画は、ヒジノワを飛び出して夜の土舞台でも。26日の土祭広場「子どもの日」企画で、新町☆組が制作した「益子祇園祭」と、川本監督が町内の子どもたちとワークショップで制作したシネカリグラフィー作品が、地層の壁のスクリーンに!
3回目の土祭での初めての試みを、広場に集った町内外のみんなで楽しみました。
祭り映像

1回目の土祭で生まれたヒジノワが、映画や本や食を通して、ふたたび「結ぶ」場になった「まちなか映画館」。16日間の短い開館でしたが、いくつかの種があらたに蒔かれた場でもありました。関わったみなさんやご来場いただいたみなさんが、これからの日々でつくる、さまざまな「場」が、健やかな「結び」を生んで行くことと思います。

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(事務局 簑田|撮影 長田朋子 矢野津々美 簑田理香)

土祭2015アルバム|夕焼けバー ・ 土祭駄菓子

[この土地で生きることの祭り「結ぶ」城内エリア]
「夕焼けバー • 土祭駄菓子」土祭広場(城内)
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土祭2015での新たな試み、夕焼けバーの「子どもの日」に、益子で採れたものを使った駄菓子を来場していただいた子供達に提供しました。この企画は多くの益子の方々から言葉をいただき立ち上がったものです。そのきっかけは、2014年9月から行ってきた「風土・風景を読み解くつどい」の聞き取りの中で、「祭なんだから子供が興味をもつもの楽しめるものがないとね。」と町民の方から話をいただいたことです。そこで益子の食材を使った化学調味料や、化学的な着色料を使わない、この土地の風土に沿ったお菓子を子供達へ作ろうということから始まりました。駄菓子屋になって駄菓子作りをしたのは、益子町民の方々。陶芸家、陶器店の方、大工、調理師、益子町職員等、沢山の方々が協力して作りました。お店のしつらえ、駄菓子屋のノボリも、お揃いのたたき染めの手ぬぐいも全て手作りで作り、試作を重ね「子どもの日」当日には、益子のお菓子を提供をすることができました。

〈提供した駄菓子〉
薬師堂の焼き饅頭
田野地区、東田井 の高松靖子さんから教えていただいた焼き饅頭のレシピです。高松さんの裏山には薬師堂があります。その焼き饅頭は年に1回、薬師堂の祭典の際に、お供えする餡子の入った小さい大判焼きのようなお饅頭です。饅頭の銅でできた型は、200年以上は使い続け ているものでした。作り方を駄菓子屋メンバーが2015年の薬師堂の祭典の際に高松さんから教わり、「こどもの日」では餡子と、きんぴらを入れた焼き饅頭2種類を 提供しました。

薄羽さんのさつまいもの蒸しパン
大沢地区在住の薄羽仁太郎さんから話を伺いました。戦中、戦後に、食料が乏しい頃、水っぽくぶよぶよしたサツマ芋を、美味しく食べるために考えられた蒸しパンです。薄羽さんからは水っぽいサツマ芋が甘くおいしくなったという話を伺い、試作を重ね「こどもの日」に提供しました。

益子の果物のかき氷
果物の産地でもある益子町、ブルーベリー、苺、ラフランス、桃やウメ等の果物をシンプルに砂糖を加えたシロップをかけたかき氷。

きな粉飴
益子の農家さんに譲っていただいた、益子産の手作りきな粉と、駄菓子屋土祭メンバーで手作りした米飴を使用した、きな粉飴。

そばかりんとう
そばの産地でもある益子町のそば粉と、益子産の菜種油を使用したかりんとう。

小麦を薄く焼いてジャムを塗った菓子 (益子産の小麦粉を使ったクレープ)
小麦粉も豊富に栽培をしている益子町の粉と、益子産の果物を使ったクレープ。
クレープのようなものを、囲炉裏で焙烙で焼いて当時は食べていたということでした。

ぶどう飴
お祭りで定番のりんご飴を、土祭では、ましこ産の葡萄を使った、無着色、無添加の葡萄飴を提供しました

益子米のポン菓子
七井地区の鈴木そば製粉所の鈴木幸一 さんよりお借りしたポン菓子機を使って、益子産のお米をカラメル味のポン菓子にしました。会場には、大きなドーンッという音が鳴り響きました。

それでは当日の様子を御紹介します。
駄菓子屋には、お母さんを連れた子供達で行列も出来ました。

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この土地のものを使ったシンプルな材料により豊かな駄菓子が出来ました。
身近な作物で、子供達へお菓子を作るということは、身近にこの土地のことを知り考えを巡らせることに繋がったと思います。この土地で穫れる作物を使 い、作り考え、身近な人と楽しく食べることは、とてもシンプルで多くの豊かさと知恵が生まれていく時間であったと思います。この駄菓子の企画がきっかけに少しでも多くの方々にこの土地に触れるきっかけになることになれればと思います。

 

 

〈駄菓子屋・メンバー〉
松永レミ、小杉聖子、小山博子、大塚ゆかり、小堀聡美、伊藤綾乃、雨宮知恵子、磯部なおみ、郡司慶子、宿谷想、岡本芳久、那花夕子、高瀬一枝、日高麗

〈ポン菓子機協力〉
鈴木幸一

土祭駄菓子これまでのブログ
・2015年6月13日 http://hijisai.jp/blog/musubu/musubu4/
・2015年8月21日 http://hijisai.jp/blog/musubu/4552/

 

(事務局 萩原|写真 長田朋子 矢野津々美)

土祭2015アルバム|土祭食堂

[この土地で生きることの祭り「結ぶ」道祖土エリア]
「益子の食・土祭食堂」元KENMOKU cafe(道祖土)

土祭会期中、9月13日から28日までの全日、道祖土の見目陶苑・元KENMOKUcafeを会場に、「土祭食堂」が開店しました。田野地区、益子地区、七井地区からそれぞれ1グループが会期中交代で出店し、益子の素材とそれぞれのグループの持ち味を生かしたメニューで、来訪者をもてなしました。

益子町商工会女性部

2012年の第2回土祭では、「土祭食堂」を全日、商工会女性部が中心となって運営しました。その経験と日頃から培ったチームワークの良さで、初日から5日間の営業を抜群の安定感で終了し、たすきを里山の皆さんにつなぎました。
商工会
彩り鮮やかなメインメニューの「五目おこわ」 
商工会メンバー
女性部の皆さん

 

小泉・梅ヶ内里山女性グループ

日頃は、南部ふるさと直売所を運営している皆さん。野菜の販売だけでなく加工品やお弁当なども販売しています。最初は、「お客さんが来てくれるか心配。」とおっしゃっていた皆さんでしたが・・・心配無用でしたね。

里山メニュー
この朱塗りのお膳、昔はよく使ったそうです。青のお皿との組み合わせは、どこか斬新。
「山菜おこわご膳」 

里山しつらえ
麦わらの蛍かごに野の花を添えて

 

七井台町グループ・萩そば

萩原さんご夫妻が中心となったメンバーなので、店名「萩そば」です。益子産のそば粉を使い、男性数名が交代でそばを打ちます。その腕前はかなりのものです。そばが売り切れてしまい残念がるお客様を、車に乗せて別のお店まで案内したというエピソードもお聞きしました。益子の皆さん、あったかいんだから~
萩そば食堂外観

萩そば
メニューの一つ「鴨汁そば」

(事務局 加藤|写真 長田朋子 矢野津々美 他)

土祭2015アルバム|月待ち演奏会

[この土地で生きることの祭り「結ぶ」城内エリア]
「月待ち演奏会」土祭広場(城内)

土祭会期中の9/13,19,20,21,26,27日の6日間、藍の道町営駐車場「土祭広場」にて、開催した「月待ち演奏会」

今回の演奏会は、伝統芸能はもちろん、子供たちの演奏あり、土祭オリジナルの合唱団など、幅広いジャンルの構成で開催しました。屋台の運行や映像作品の上映まで含めると、総勢31組の皆さんにご出演いただきました。一部画像とともに振り返ります。

 

オープニング

会期初日の夕刻、実行委員長の挨拶のあと、土祭では恒例となっている「天人疾風の会」の勇壮な演奏で幕を開けました。今回の天人疾風の会は、昨年6月に、アメリカオハイオ州のダブリン太鼓との見事な共演を果たした「天人ジュニア」も加わり、より「未来につなぐ祭り」を象徴する開幕の演奏となりました。

天人Jr

天人ジュニアの皆さん

 

伝統を継ぐ

「芦沼獅子舞保存会」「長堤太々神楽保存会」「綱神社太々神楽保存会」「城内囃子連」「道祖土お囃子会」「小泉お囃子会」「東田井上郷・下郷お囃子保存会」「新町お囃子会」「田町お囃子会」「内町お囃子会」の皆さんにご出演いただきました。19日に予定していた「妙伝寺雅楽会」と「大沢お囃子会」の演奏は、残念ながら、突然の雨で中止となってしまいましたが、皆さん、いずれも安定感のある舞や演奏は、継続した練習のたまものです。

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綱神社太々神楽

新町おはやし
新町お囃子会

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小泉お囃子会

 

益子のこどもたち

26日の演奏会『こどもの日』に、「たから幼稚園」「北中子供みこし」の子供たちが出演してくれました。年少さんから年長さんまでのすべての園児が、歌や演奏を披露し、会場は笑顔に包まれました。北中の子供みこしは、酒樽で作られたみこしです。長い間、途絶えていたものを昨年復活させたものです。自ら、「北中ファミリー」と名乗るだけの、結束力を感じる地域です。

たから1
たから
たから3
たから幼稚園

北中子供みこし
北中の子供たち

 

多彩な益子人

「民謡:浦壁進松・あじさい会」「ネイバース」「Joy smile」「鳴神」「なのぽったと仲間たち」「ジェベナッツ」の皆さんにご出演いただきました。祭りで言う「つけまつり」的な位置づけで、伝統芸能とはまた違う、益子の風土(人)を感じる演奏と踊りを披露していただきました。

なのぽった
なのぽったと仲間たち

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ジェベナッツ3
ジェベナッツ
ジェベナッツの皆さんと仲間?

 

益子の粋 「屋台・山車の運行」

26日の「こどもの日」に、新町・田町・内町・城内・道祖土・塙から6基の屋台と山車が土祭広場に集合しました。この日は、開始時間を3時に繰り上げ夕焼けバーと演奏会を開始しました。屋台が会場に到着すると、会場周辺は一気にお祭りムードに。


屋台全景

屋台新町
新町彫刻屋台

屋台田町
田町彫刻屋台

屋台内町
内町彫刻屋台

山車城内
城内山車

屋台道祖土
道祖土屋台

屋台塙
塙屋台

 

新たな可能性 「映像上映」

今回、初の試みで実施した土壁での上映。新町☆組が制作した「益子の祇園祭」と、作家の川本さんが、益子の子供たちとワークショップで制作した「シネカリグラフィー」の2本立てで上映しました。演奏会「こどもの日」の最終プログラム。大勢の老若男女が映像に見入りました。

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シネカリ2

シネカリグラフィー 製作:川本直人と益子の子供たち

祭り映像

祇園祭映像 製作:新町⭐(ほし)組

 

土祭の名のもとに集う 「土祭合唱団」

土祭で「大地讃頌」を歌うことを目的に結成された合唱団は、演奏会史上最多の総勢83名のメンバー。7月から土祭最終日の出演直前まで厳しい練習を重ねました。人数が多いため心配もありましたが、本番では、メンバーの想いと声が一つにまとまり、秋空に感動の歌声が響きわたりました。

土祭合唱団の皆さんは、後日、12月の定例議会の初日開会前、役場議場にて、土祭の時と同様に「大地讃頌」と「花は咲く」の2曲を、ミニコンサートの形で再び披露しました。

 

土祭合唱団
土祭合唱団

 

「朝崎郁恵さん」

第1回からご出演いただいている奄美島唄の第一人者朝崎さんが登場。童謡「ふるさと」に、いつも益子が重なるとおっしゃいます。「風土」を唄い続け、聴くものの心をとらえる朝崎さんの歌声に、聴衆は引き込まれました。
朝崎2

朝崎3
朝崎聴衆 (2)
朝崎聴衆

 

足下を照らす灯り

出演者がはけた土舞台。作家の川村忠晴氏制作の照明が土壁を美しく照らします。浮かび上がる地層は、歴史の積み重ね、日々の暮らしの積み重ねのようでもあります。まるで灯りたちが唄っているようにも見えますね。
灯り2

灯り

灯り全景

(事務局 加藤|写真 長田朋子 矢野津々美 他)

土祭2015アルバム|夕焼けバー

[この土地で生きることの祭り「結ぶ」城内エリア]
「夕焼けバー 」土祭広場(城内)

里山に夕暮れが訪れる頃、屋台に明かりが灯り、夕焼けバーが開店しました。
土舞台で演奏される音楽を聞きながら、益子の作物を使ったメニューを益子焼の器で提供し、26日の月待ち演奏会「子どもの日」には、益子の食材から作る土祭駄菓子もご用意しました。地域ぐるみでの出店を始め、陶芸家や手仕事に携わる方、益子の飲食店、そして益子と深い繋がりのある町外の方など、多彩なメンバーの28店舗が出店しました。メニューは多岐に渡り、地域の郷土料理、益子の食材を活かした創作料理、濱田庄司が好んで食べていた濱田家に伝わる料理、陶芸家の家庭で食べられている料理などを提供し、各々にこの土地のものを活かしたメニューでした。提供した食事のレシピは夕焼けバーの期間中に公開もしました。今回ブログにて、益子の食材を活かした幾つかのレシピを各店舗の紹介欄より閲覧できます。是非みなさんの身近な食材と器を使ってお楽しみ下さい。

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それでは夕焼けバーに出店して頂いた方々をあらためて紹介いたします。

《地域ぐるみでの出店》

里のめぐみ
塙地区と星ノ宮地区の農業体験等を行っている地域の方々による地元野菜を使った料理を提供しました。

大羽んぶる舞い
下大羽地区の自治会からの出店、採れたて地元野菜を使った郷土料理を提供していただきました。
大羽んぶる舞いのレシピ:下大羽の郷土料理

内若亭
夕焼けバーの会場である土舞台の地元、内町の祭りの若集による出店。
提供したメニューは、知る人ぞ知るもちぶたと益子の野菜のしゃぶしゃぶ。

商工会青年部
土祭2009年の夕焼けバー初年度より参加して頂いている益子町の商工会青年部の方々による出店、オリジナルメニューの益子揚を提供しました。

もりえ
前回の土祭にも参加して頂いていている。七井地区在住の萩原さんを中心とした料理上手の方々、ご自身で作った野菜を使った料理を提供していただきました

 

《陶芸家、彫刻家、などもの作りの方々と、益子のコミュニティーカフェ「ヒジノワ」からの出店》

café 濱田の台所
濱田家に伝わるぱーすちぃとペリメニを濱田家に嫁いだ雅子さんを中心に提供しました。雅子さんの祖父である濱田 庄司が、イギリス等で知った料理を当時の益子で再現し好んで食べたメニューで、祖母や義母から伝わった味を夕焼けバーでご紹介しました地元産の新鮮な材料を使い、手仕事等を生業とする料理好きの仲間達で提供しました。
café 濱田の台所のレシピ:ぱあすちー

はぁもにぃ
普段は、まちなかのヒジノワで自宅や友人の畑からやってきた野菜を使い、旬采プレートをお出ししています。その日採れた野菜からメニューを決めまるので季節感満載です。土祭では益子の食、「ビルマ汁」を提供しました。
はぁもにぃのれしぴ:ビルマ汁

手毬
栃木県真岡市で雅趣空間‘手鞠’という古布(こふ)のリメイクサロンを開きながら、週に一度は益子町のコミュニティカフェヒジノワで季節野菜を使った家庭料理を提供しております。食材は無添加・無農薬にこだわった新鮮な旬野菜を使っており、料理は和食を中心とした懐かしい家庭の味をみなさんにお届けしております。夕焼けバーでは「そばすいとん」「おでん」などを提供していただきました。
手毬のレシピ:そばすいとん

Kitchen CRIU
益子で彫刻、造形活動をしている古川潤さんと服飾デザイン制作をしているKomichiさんが、陶器市やヒジノワで出店している豆カレー屋のKitchen CRIUです。彫刻のイベントでインドに3ヶ月滞在していた経験から生まれたレンズ豆のカレーは、益子で産声をあげてから早20年。安全安心な食材にこだわり、米や野菜は契約農家さんから分けていただいています。ワインやジュースと一緒にレンズ豆のカレーを提供しました。
Kitchen CRIUのレシピ:豆カレー

鹿丸Bar
陶芸家の竹下鹿丸さんが、益子陶器市でも出店をしているおなじみの鹿丸Barです。陶器市では自作のぐい呑で日本酒を楽しんでいただいています。今回お出ししたのは「もつ煮」と「半熟 煮卵」と自作のぐい呑で飲む日本酒。益子生まれ益子育ちの味を提供しました。
鹿丸Barのレシピ:益子野菜と益子陶器みその柔らかもつ煮

大誠
現在益子で使用されている中では、最大規模の登り窯を持つ益子の古窯です。
お届けしたのは、大鍋で煮る益子の野菜をたっぷり使った具沢山のもつ煮。

あをとあおいべーかりー
15年ほど前、焼き物の勉強のため益子町へ移住した陶芸家のあをさんと隣町の真岡市で2014年からパン屋を営み前回の土祭では、ボランティアスタッフとしても参加した、あおいベーカリーさんによる出店。益子のリンゴを使った料理とパン等を提供しました。
あをとあおいべーかりーのレシピ:林檎のタルト

 


《町内の飲食店からの出店》

和食処よこた
新町地区の益子駅舎内にある食堂。益子の食材を使ったおでん等を提供していただきました。

創作料理 暁
栃木県益子町の函館直送の地魚と、旬の地物野菜などを使った創作料理店。長年、東京で修業をし、2014年に実家のある益子でお店をオープンした岡崎さん。地物野菜をふんだんに使ったミートローフなどを提供しました。

ごはん屋ギャラリー猫車 
栃木県益子町にある900坪の庭が自慢の和風創作ギャラリーカフェ。約30年前に陶芸を日々の糧とするため、東京から益子へ移住した主人の信田さん。夕焼けバーではごぼうとオレンジピールのケーキ等を提供しました。
ごはん屋ギャラリー猫車のレシピ:ゴボウとオレンジピールのケーキ

Kitchen slope
栃木県益子町のオーガニックカフェ。陶器市の出店を機に造形作家のKINTAさんをはじめいろんな方々と知り合うことができ、その縁があって昨年より益子に新店舗を移すこととなりました。メニューはすべて手作りをモットーにしており、食材も直接買いつけに行ったり生産者の方々とコミュニケーションをとりながら旬のものをとり入れて季節を感じられる食卓を提供しました。

Cafe Bar Banda
益子の新町で、食べ飽きない懐かしい味の家庭料理を益子焼の器でご提供しているカフェバー。益子の農家から直接仕入れた、作り手の分かる安心な地元の食材と手作りにこだわり、夕焼けバーでは特製コロッケはカリカリふわふわのBanda特製コロッケを提供しました。

 

《町内で加工品の製造をしているお店からの出店》

とん太ファミリー
大沢地区で手作りハムやソーセージ等を製造しいるお店。手作りのソーセージやハム等を提供しました。

Honey bee & Harmony
益子町内で養蜂とはちみつの販売をしている養蜂家、自家採取したハチミツをオリジナルのカクテルにて提供しました。
Honey bee & Harmonyのレシピ:蜂蜜レモンソーダ・ハイボール

益子の酒蔵 外池酒造
1937年創業の酒蔵です。益子の地で70年以上地元の水と米で酒造りをしてきました。地場産の素材にこだわり、清酒や苺のリキュールを造っています。夕焼けバーでは、益子のブランド「清酒 燦爛(さんらん)」と地元の苺を使ったリキュール、ノンアルコールのジュースをご提供しました。

 

《益子に深いかかわりのある町外からの飲食店の出店》

お好み焼きARIGATO
益子町のコミュニティーカフェのヒジノワで出店し、今では真岡市のお好み焼き屋を営む店舗。
益子町の野菜を活かした、お好み焼きを提供していただきました。

mikumari
栃木県芳賀町の自然派フレンチカフェ。益子のスターネットで働き、その後、芳賀町にお店をオープンしました。髙橋さんにとって益子は今でも刺激をもらいに行く場所。料理には、安心で新鮮な地場産のものや生産者の顔が見えるものなど体に良い食材を使い料理を提供していただきました。
mikumariのレシピ:秋の恵みの山賊煮込み

Café La Famille

茨城県結城市にある住宅街にひっそりと佇むカフェ。1998年スターネットがオープンした頃から、陶器市に出店するようになり、それ以来、益子に足を運ぶようになったという奥澤さん。夕焼けバーでは、鈴木そば製粉所のそば粉を使ったガレットを提供しました。

trattoria blackbird
茨城県水戸市のイタリアンレストラン。2011年の震災以降、益子と笠間の交流の拠点となったレストラン。益子の秋茄子を使ったラザニアを提供しました。
trattoria blackbirdのレシピ:ナスと仔羊のラザニア

伊澤商店
宇都宮市の料理店。主人は益子で陶芸の修業後、食の道に進み現在は農業を中心に据えて活動をしている料理店。

韓国料理ハノク
宇都宮市の韓国料理店。益子で地域活動をしている知人の紹介で、前・土祭2014から参加していただいてるお店の出店。

(事務局 萩原|写真 長田朋子 矢野津々美)

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